アラフォー童貞は〇〇と考える

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AVはファンタジーである【考察】

アラフォー童貞のODです。

 

「AVはファンタジーである」という話を聞いたことがあるでしょうか?

 

これはAV作品をみて「男女はこのように性行為をするもの」「AVは性行為の教科書」と勘違いしている男たちに警鐘を鳴らしているものです。AVはあくまで商業目的で作られているものであって、売れるために様々な性のニーズを満たすために演出されている制作物です。

「激しく腰を振れば女性はあえぐ」「濡れていれば感じている」「指を女性器にズボズボ出し入れすれば潮を吹く」「ペニスがでかければ喜ばれる」といったことは、すべて演出であって、実際の性行為でやるものではないのです。

 

AVという仕事としてやっている女優さんであっても、実際の性行為で彼氏からこういったエッチをさせられれば、きっと不愉快になるのでしょう。「AVはファンタジーである」という発言は、AV監督やAV女優などのポルノ商品に携わっている人たちからも出ているのだから、面白いものです。

オナ禁していた時期に性への欲求と向き合うべく、AV制作に関して本などで色々と調べたのですが、AV監督の二村ヒトシさんが「AVはファンタジー」という言葉を使っていたことに驚きとともに、童貞がハッと気づかされたものです。

 

さて、「ファンタジー」というと、魔法を使ったり、ペガサスに乗って空を駆け巡るという異世界的なイメージですが、グーグル先生に聞くと「空想・幻想」という意味らしいです。ということは、「こんなの現実じゃありえないよ」というのがファンタジーということであり、もっと広い意味でみると「フィクション」ということになります。

 

「フィクション」と言って分かりやすいのは、おそらく少年漫画ではないでしょうか?

さえない主人公が美少女なヒロインと冒険したり、ピンチになったときに隠されていた能力が覚醒したり、圧倒的な力で敵をけちらしたあとに「普通ですよ」と言って周囲を唖然とさせたり、努力系で這い上がって目的を達成したり・・・いずれにせよ、現実世界でありえないから面白いのです。

(正直、私は島耕作シリーズですらファンタジーだと思っています)

 

ここでのポイントは「現実世界ではありない」というところです。

 

AVで言うと、レイプ・痴漢・盗撮ものは分かりやすくファンタジーです。やったら犯罪です。しかし、現実ではできないからこそ、映像で見る事で余計に欲情してしまう人がたくさんいるのが実際です。正直、私自身も興奮してしまいます。タイトスカートの同僚がコピー機や自販機の前にいると、「床や地面から垂直に隠しカメラを置けば、○○さんのパンチラが撮れるかなー」とぼんやり思うこともあります。

 

とはいえ、AVというジャンルはそういった犯罪系だけではありません。多くは性的嗜好やシチュエーションに差はありますが、冒頭の入りがストーリーかインタビューではじまり、徐々に服を脱いで体をまさぐり合い、肌を露出し合いながら、口でしたり、手でしたり、挿入して射精する・・・という流れです(大雑把すぎて、すいません)。

 

しかし、これらはすべて、男性にとって都合の良い展開であり、AVという映像作品を見ている男性が最終的に射精して満足できるように演出がなされています。そのため、実際の性行為とは異なる「フィクション」になるのは当然と言えます。

 

男にとって都合の良い展開というのは「男ということを誇示できること」です。

 

「オレのナニはでかいだろう」「オレの腰づかいは最高だろう」「オレの指テクで汁ダラダラだぜ」となるのでしょう。さえない男性社員のペニスが露わになったときに女上司が「ちょっと、こんなに大きいなんて・・・」というAV展開があるのも、なんというか隠された力を誇示できる場面がほしい、というファンタジーを求めているからかもしれません。ちなみに、エロアニメなんかは、射精すると「何リットルだよ!」と、突っ込みたくなるくらいの精液の量を噴出しているのに憧れることもあります。

 

このように、同じような展開であっても、AVというファンタジーを見てムラムラするのは、日常生活では満たされにくい「男を誇示したい」という欲求を解消できる期待があるからでしょう。

しかし、実際は自分の力、男を誇示できることはほとんどありません。現実世界は本当に地味です。地味な積み重ねをするしかありません。誰にも気づかれることもなく、虚しくなるときだってあります。

それでも、自分の成長や未来を目指して頑張れることもあれば、欲に流されてしまうことだってあります。きっと、そんな心の穴を埋めようとして、性欲を満たそうとしてしまうのかもしれません。そうして、その手段としてAVなどのポルノという手段で、現実世界では満たされない欲求を解消しようとするのかもしれません。

 

誤解のないように伝えますと、ポルノやAVを推奨しているわけではありません。

「AVはファンタジー」というテーマを考察していき、なぜファンタジーと分かっていてもまるで現実世界でも適合しようとするのか? と考えて本記事の内容に至った次第です。

それでも、ポルノ制作者の皆さんの言葉を、童貞が改めて伝えるならば、「AVはファンタジー」であり「普通にエッチするときは、礼節をもって相手視点にちゃんと立つべき」という、コミュニケーションの基本のような言葉をもって、本記事を終わります。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。