アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

「ペナルティ」は目標達成の動機になるのか?

アラフォー童貞のODです。

 

「○○したら悪いことが起きるよ」「✕✕できなかったら、あなたは駄目だよ」

 

何かしらの目標を目指すにあたり、周囲から上記のようなことを言われた場合、それを受けた人は「よし、頑張らなくては」とか「駄目な自分になりたくない」とか思って、モチベーションが高まるものなのでしょうか? このようなペナルティ要素をあらかじめ受けておくことは、目標達成の動機になるのでしょうか?

 

・・・結論から言うと、

ペナルティというのは目標達成の動機にはなりません。

逆説的な話になりますが、冒頭のようなペナルティを持たせるような言葉をあらかじめ言わないほうが、目標達成につながることが分かっています。

 

その一例として、親から「あそこに置いてあるおもちゃに触ったら、絶対に怒るからね」と言われた子供と、「あそこに置いているおもちゃに触らないでね」とだけ言った子供では、後者のほうが、親の言いつけを守りやすくなるという調査結果があります。

子供からすると、せっかく目の前にある魅力的なおもちゃに触れないし、言いつけを守ったとしても何のメリットもありません。触ったほうが良いと思います。

しかし、後者のような言い方をされた子供は、親からの言いつけを守ろうと「約束」「責任」という動機が自身のなかに生まれるようになったのです。すると、おもちゃに触れてしまうと、背負った約束を守らない自分になってしまうので、不快感を抱くだろうというイメージが湧くようになります。

一見、親との約束ですが、実質的には自分との「約束」であり、自分が自ら背負った「責任」という位置づけになるので、子どもながらに、ペナルティもメリットもない「おもちゃを触らないでね」という端的な言葉だけで、子どもに自制心を持たせることができるようになったのです。

では反対に、「おもちゃに触ったら、絶対怒るからね」と言われた子供はどうでしょう? ・・・触ってしまう子供が大半だったそうです。これも色々な心理的な背景があるのでしょうが、本記事で言えるのは、「怒られる」というペナルティを知っていたとしても、手を出してしまうとういことがわかっていただけると思います。

(参考:『影響力の武器 [第三版] 』(誠信書房) )

 

しかし、これって子供がおもちゃに触るか触らないかだけの話でしょうか?

いえいえ、大人だってあります。というか、大人のほうが多くの誘惑を知っているので、駄目だと分かっててもついつい手を出してしまうことが多いものです。おもちゃに触ったら怒られる、なんて生ぬるいものでしょう。

 

過剰なポルノや自慰行為が浪費行為だと分かっているのに、ついついシコシコしているオナ猿がいます。

間食をすれば太るということを知っているのに、お腹がすいていないのに脂菓子や砂糖菓子を食べる人がいます。

煙は体に不必要で、将来的に体に害をなすと分かっているのに、周囲に迷惑がかかるのにタバコを吸っている人もいます。

 

そのような人たちに、例えば「オナニーは、モテなくなるよ」「カロリー過剰だと脂肪になるよ」「将来、肺がんになるよ」なんて言ったとしても、はじめは納得してみても、結局はペナルティ要素を言われているので、結局はやめることができません。

 

おそらくですが、オナ禁が続かないという人や、やめたいけれどオナニーをしてしまうという人は、このあたりも要因があるのではないかと思います。「○○すれば悪いことが起きる」というペナルティに目が行ってしまって、「モテる」「心身ともに良い自分になる」といった本当の目的を見失っているのだと思います。

 

オナ禁においてはたくさんの情報が乱立しています。「オナニーすると、テストステロンが減少する」「肌や髪質が悪くなる」「顔つきが悪くなる」「いつも嫌な臭いがする」といったものです。オナニーを1度でもしただけで、悪いことが起きる、良くない自分につながる、という意見をたくさん目にするものです。特にオナ禁をしはじめのときはそうなりやすいです。

 

私自身、長期のオナ禁中に苦しんだのは、「ここでオナ禁をやめれば、これまでやったことが無駄になる」「せっかくオナ禁してまでアプローチしている女性に嫌われる」といった、ペナルティを恐れていたからです。オナ禁して自信がつくどころか、恐れが生じていたのです。

もっと、「オナ禁しているからテストステロンが湧いている」とかポジティブに考えられれば良かったのでしょうが、今にして思えば、ペナルティばかり見てしまって、苦しんでいたのだなーと思います。

(そのためか一度リセットしてからの現在は、ペナルティを気にする必要がないので、逆に一週間くらいならオナニーしなくても構わない短期オナ禁サイクルになっています)

 

では、どうすればいいのかというと、「○○すると悪いことが起きなくなる」というペナルティを設定しない目標や動機付けにするということになります。

 

オナ禁で言えば、「オナニーしようとしたら運動して体を絞る」とか「ポルノから読書をして教養をやしなう」とか、将来的に投資と言える行動につなげてみてはどうでしょう。

または、目標が見つからないのであえば、「オナ禁しないと悪いことになる」「オナ禁できないやつは駄目だ」という情報や記事に一切触れないというのも大きな手段です。そのようなペナルティやネガティブ要素のあるものに触れてしまうから、「オナニーしてしまう自分は駄目なんだ」「オナ禁しているのに苦しいだけでモテない」という変な解釈になってしまうのです。

 

今やっていることを見直して、制限することは人生の断捨離でもあります。しかし、それができれば良い、できないと悪いという○✕感覚は苦しめるだけです。

ペナルティを取っ払い、自分の動機や目標を、自分勝手に作ることが大切だと思います。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。