アラフォー童貞は〇〇と考える

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基礎を学びなおす意義

アラフォー童貞のODです。

 

仕事でもスポーツでも、物事を習得する過程において「基礎」「基本」というものはあります。これがないと、付随する知識も上級の技術も身につけることはできません。足し算を理解していないのに、掛け算を理解できません。そもそも、足し算を理解するにも1~10という数があること、数を数えることができるのが前提です。

 

しかし、私たちは基礎や基本を覚える段階で「つまらない」「面白くない」「そこはいいから、その先の話が聞きたいんだよ」と思ったり、口に出したりしてしまいます。そうして続けて取り組んでみても、やはり面白いと思えないことが多くなり、もういいやと諦めたり、投げ出したりしてしまいます。

それでも「つまらない」「面白くない」という段階でも、基礎や基本を集中的に頑張って取り組んでいくと、物事はようやく面白くなってきます・・・と言いたいですが、まだ面白くはなりません。だいたいは、基礎的なことを身につけたところで物事の面白さは分かりません。基礎や基本を実践や現場で試してみて、「あれ? 基礎的なことが通じないぞ」と思い知らされ、そこから試行錯誤を繰り返しているうちに面白くなっていきます。

 

・・・このように書くと、「基礎が実践で通じないならば、基礎を学ぶ必要はないのではないか」と突っ込まれるかもしれません。しかし、それは違います。逆説的な話ですが、実践で基礎が通じないと分かるのは、基礎を理解しているからです。

どういうことかと申しますと、基礎や基本を学ぶといっても、それはあくまで入門編の話です。基礎というのは、基礎と言いつつもレベルや段階がちゃんとあります。すなわち、入門編としての基礎レベル1からスタートし、そこからちょっと実践編としての基礎レベル2に移行します、そうして基礎レベル3、4、5・・・となり、ある程度の基礎レベルをクリアしていき、実践レベルへクラスチェンジをしていくのです。

 

しかし、この段階でやめずに続けて「基礎が通じない」「どうしよう、どうしよう」と言いつつも、やり方を変えてみたり、時には先輩や指導者に自分の至らないところを教えてもらっていたり、ときには休んでみたり、としているうちに次第に形になっていきます。そしてあるとき、「・・・あ、こうやるのか」と自分の心と体が理解できたとき、はじめて「面白い」と思えるのです。アハ体験と呼ばれるものに似ています。

 

ここまでの内容は、未経験・初心者の人が新しいことに挑戦して、面白いと思えるまでの過程をお伝えしました。しかし、これは何もこれは初心者に限らず、キャリアのある人でも同様の体験はできます。

 

その分野においてキャリアが長くなる、ベテランと呼ばれるようになると、向上心のある人であれば上を目指していきますし、その一方で自分の地位に安穏してしまい向上することをやめてしまう人もいます。どちらも両極端ですが、実は共通点があります。それは、「知らず知らずのうちに、基礎や基本をおろそかにしてしまう」ということです。

 

今の地位に安穏してしまうタイプの人は、キャリアばかりは積み重ねていきますが、同じことしか繰り返そうとしないので、徐々にレベルが下がっていきます。いつの間にか基礎レベルに至っていない状態になってしまう人もいます。

また、向上心のある人も「新しい知識」「最新の技術」ばかりに目がいきがちになるため、それらの土台となる基礎レベルが落ちることもあります。向上心のある人でも基礎レベルが落ちるというのは不思議に思われるかもしれませんが、理由はシンプルです。どの分野においても、基礎レベルは年々上がるし、基礎知識や技術と言うのもまた内容や定義が変わっていくものだからです。

 

そのため、私がお勧めしたいのは何かと申しますと、特にキャリアがある人、ベテランと呼ばれている人でも、向上心がある人でも怠けたい人でも、定期的に基礎を学び直すということをしてほしいのです。

 

私自身、毎日読書を習慣にしているものの、分野は雑種であるため、仕事も含めた自身のスキル(基礎知識・技術など)に対して、常に目をむいているかと言えばそうはいきません。読みたい本はたくさんあるし、知りたいジャンルも同様です。しかし、それらに手を出していると、職場で職員さんらに指導をするときなどに、覚えたはずの知識や技術がパっと出にくくなっていることに気づくことが増えてきます。そうなると、指導する立場として危機感も覚えるため、やはり基礎に立ち返らざるを得なくなります。

そうして、きっかけは危機感だったとしても、基礎を振り返ってみると面白いと思えるようになります。「あー、これ忘れてたなー」とか「この知識は、これまで目を向けなかったけれど、最近抱えている問題に使えるかも」とか「え!? 今ってこのような考えをしているんだ」と様々な発見があります。

 

基礎の見直しは、年1回は行うことをお勧めします。例えば、自分が身を置いている仕事や業界における基礎的な書籍を読んでみたり、趣味やスポーツでも初心者に交じってやってみることも勉強になります。それは、今の基礎レベルが落ちていないかを確認することもそうですが、改めて基礎を学ぶと、意外に基礎ができていないばかりに、自分の成長が止まっていることに気づくこともあります。また、初心者の動きを見て、案外自分もできていないことに気づいて愕然とすることもあるでしょう。

 

ぜひ、自分はキャリアがあるとか、ベテランだからと慢心せずに、あくまで今の自分のあり方を見直す意味と良い気づきのために、基礎を学び直すという姿勢をもってみてはいかがでしょうか。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。