アラフォー童貞は〇〇と考える

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話が通じない相手なのに、なぜか論破されてしまう理由

アラフォー童貞のODです。

 

相手の言っていることは支離滅裂だし、理屈も根拠も乏しい自分勝手な意見だと分かっているのに、結果的にそのような人の意見を容認してしまうことはないでしょうか。

しかも、こちらが何も意見を言えないまま話し合いが終わってしまった、というわけではありません。むしろ、こちらの意見もちゃんと伝えているし、主観的に見ても議論は成立していたはずです。しかし、議論をしている最中に次第に相手に気圧されていき、最終的に論破された形になってしまうのです。相手の考えや根拠に納得のいく要素がほとんどないのに押し切ら得れて終わってしまうのです。これは何故でしょか?

 

・・・結論からお伝えしますと、話が通じない相手と議論を交わしていると、脳が麻痺を起こしてしまうからです。

 

頭を使って論理的かつ戦略的に議論をしているのに、脳が麻痺してしまっているからというと、まるで何だかこちらのほうに問題があるように思いますが、それは違います。脳が麻痺してしまう人は至ってまともです。

 

脳が麻痺するというと抽象的なので、具体的なプロセスをお伝えします。

まず、こちらは論理的な意見、一般常識や知識、周囲の意見などの根拠や背景、そして礼節をもって議論に臨みます。それに対して話の通じない相手はそういったものが欠けたまま、妥協も譲歩もする気もなく自分の意見を伝えるだけしかしません。

そうなると、まともに議論をしようとしている側は、相手が論理的ではない非常識であることに対して次第に困惑するようになります。話している相手は人間の形をしているのに、同じ言語と文法を話しているのに、まるで異星人と対面したような感覚に陥るのです。

 

困惑すると、人間は冷静でいられなくなります。落ち着かなくなります。そうなると、さっきまで戦略的・論理的に練っていた自分の意見にも自信が持てなくなります。精神も揺らいでいきます。

こちらは冷静と自信を失っていき精神的に不安定になっているのに、その一方で相手は自分の意見を自信満々に、鼻息を荒くしてまくし立てるようにドンドン言ってきます。

 

すると、最悪な事態に陥ってしまいます。論理も根拠もない自分勝手であるはずの、相手の意見がまるで正論に思えてくるようになってしまいます。仮に相手の意見に反論や疑問が湧いてきても、そのときにはエネルギーは枯渇しています。あとは相手の成すがままです。「もう、そちらから意見がないようなのでしたら、こちらの意見を採用させてもらいますね」となって終わります。

 

つまり、話し合いをしているうちに相手の異常性に困惑してしまい、それに引きずられて冷静さを欠いてしまい、自分の意見に自信が持てなくなり、脳が麻痺・パニックを起こしているところに畳みかけるように相手が意見を怒涛のように言ってくるので、その意見が正論のように感じ、気圧されて終わってしまうということです。

 

このような形で終わってしまう議論の不幸なところは、実はその先にあります。根拠も論理もない自分勝手な意見がまかり通ってしまうので、その意見のまま事が進行してしまうとそれに関わる人たちに支障が出ます。そうして、直接議論を交わした人に対して「なんで、このような意見を通したんだ!」「一体、お前たちは何を話し合いしたんだ!!」とクレームが来ます。しかも、そのころには意見の起案者である人は話の通じない相手と分かっているので、怒りの矛先は気圧されて議論で競り負けた側に向かいます。気分が良いのは、話の通じない人だけになってしまいます。

 

・・・このような話の通じない人を相手にするには、どうしたら良いのでしょう。本記事では、別に科学的根拠や心理学やトークスキルの専門知識も多少ありますが、私個人の経験と実践による対策法・防衛法をご紹介したいと思います。

 

まずは、話をしているうちに「あれ? この人、何か話が通じないな」と思ったら、と困惑する前に自分の意見を言うのを一度ストップしてください。話が通じない相手というのは、そもそも人の話を聞くつもりは毛頭ありません。議論を交わすことにエネルギーを費やすのはハッキリ言って無駄です。

そうして、相手の意見をずっと聞いてい下さい。ここでポイントなのは、相手の目をじっと見ることです。また、礼節さを保ちつつも「お前の話を聞いてやってんよ」というように、フンフンとうなずいてメモをとりながら、相手の意見の粗探しをしても良いです。ここでは、よく言う相手の気持ちに立って考える「傾聴」という姿勢は皆無です。こちらが冷静さを維持するための戦略的な意味で、寡黙な聞き手に徹するのです。

 

すると、しゃべっている相手はしだいに疲れてきます。人間は自分の考えを話すのが好きとはいえ限界はあります。かつ相手は感情でモノを言っていることが多いのでエネルギーの消費も大きいです。途中で息切れするはずです。

また、話が通じない相手というのは正直言ってメンタルが弱いから感情的になって意見を言ってくるので、こちらが黙って余裕をもって聞いているだけだと、だんだん不安になってきます。まるで壁にしゃべっているような感覚を味わいます。こうなると、立場的には上記とは逆になります。つまり、話が通じない相手は疲労から自分の意見が揺らぎやすくなるのです。

 

そうして、相手が疲弊したところで「そうですか、あなたの意見はよくわかりました」と冷静に伝えたうえで、今度はこちらのターンです。戦略的とはいえ、相手の意見をちゃんと聞いていたわけですから反論や疑問というのは色々とあるでしょう。しかも、事前に練られた自分の意見やその場で思いついた考えなどを伝えるエネルギーは十分にあります。そうしたら、逆転までいかずとも形勢はかなり変わるはずです。

 

この方法は時間制限などがない場合を想定していますが、議論に時間制限があるときは途中で切り上げる見極めやタイミングも必要であるものの、まずは相手を疲弊させるという方向性は一緒です。

 

最後に。

本記事はあくまで話が通じない人と議論に打ち勝つためというよりも、話が通じない人の意見が通ってしまった先にある不幸を防止するためと考えてください。どんなに話が通じない相手でも参考になる意見や別な見方はあるものですので、すぐに「あ、この人は話が通じない」という先入観をもたないように注意ください。また、議論と言うのは論破することが目的ではなく、何かしらの方向性のきっかけをつかむための人間が会話により成立するプロセスです。なるべく、友好性をもって話をしたいものです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。