アラフォー童貞は〇〇と考える

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成果を出せない人がやりがちな、間違ったこだわり

アラフォー童貞のODです。

 

管理職として様々な職員さんの仕事ぶりを見ていると、新しい取り組みを任せたときに成果を出す人とそうでない人の違いが見えてくるものです。特に、成果を出せない人というのは、成果や結果そのものではなく、仕事のやり方やプロセスを見ている段階で顕著に分かります。

 

この手の人は「とにかくカタチにこだわる」傾向にあります。

目的や意義よりも、見た目が大切なのです。

 

確かに見た目は大事ですが、中身がともなっていないと意味はありません。特に顕著な例として、記入用紙などのフォーマットを作ることが大好きな傾向にあります。別に裏紙に手書きでもいいものでも、とにかくエクセルなどで枠線や項目を作ってしまうのです。

 

残念なことに頼んでもいないのに作ってしまうので、使い勝手も悪いうえに、使う見込みもないのに気を利かせて大量に印刷して持ってくるため、それこそいつの間にか裏紙として使われる結果となります。それでも懲りずに何度も新しいフォーマットを頼んでもいないのに作ってきては、何度も無駄紙にすることを繰り返します。

この手の人に仕事を頼むと、提出してきた成果を見て後悔することもあります。例えば「〇〇について1年間分の集計結果をグラフで出しておいて」と指示したとします。ここで、成果を出せない人は上記のとおりカタチにこだわるので、集計結果の出し方や集計の元となるデータに目を向けるのではなく、まずはデータ入力用のフォーマットに時間をかけはじめます。具体的には、エクセルで文字の大きさや書式、枠線、行や列の幅などの調整することに力を注ぐのです。

このようなことをしてしまうのは、ひとえに「成果を出せない人は完璧主義」だからということがあります。完璧主義のため、作業プロセスの初期段階から完成形を作ろうとすることに時間をかけてしまうのです。逆に言えば、完成形を作ろうとすることに目を向けているので、物事の目的や本質を見ないまま作業を続けているということになります。

 

ちなみに、完璧主義というのは成果の質を高めることと思いがちですが、個人的にはむしろ逆だと思っています。完璧主義な傾向にある人は、仕事が遅いうえに成果も中途半端なことが多いです。おそらくですが、作業の初期段階においてカタチにばかりに時間と労力を割くため、本来の作業に入る段階になって集中力や体力が底を尽きてしまうのだとおもいます。

上記の例で言えば、集計の元となるデータ入力項目は書式も枠線の幅もちゃんと調整されているため見栄えはよいのですが、入力されている根拠データの量が不足していたり、元データの年数が古いといった質の悪さなどがあります。また、それらのデータも羅列しているだけなので集計結果の精度はイマイチですし、さらに作成している本人も説明しにくいようなグラフ表記をしていることもあります。このような成果を見るたびに「あー、この人の特性を考えて指示を出せばよかった」と思うことがしばしばあります。

 

一方、成果を出す人というのは目的や意義を考えるので、まずは最低限の成果は何かを考えます。私も感心してマネしているのは、初期の段階ではパソコンなどは使わずに自分のノートやA4用紙にラフのようなものを書いて「このようなイメージでいいですか?」と随時確認してくるのです。報連相が徹底しているので、確認されたこちらとしても「それでいいよ、次の工程をお願い」とか「うーん、ここ少し修正してほしいな」と言いやすくなります。

成果を出せない人は完璧主義で完成形を求めるので、こちらが聞かない限りずっと理想とするフォーマットを作り続け、不安になって進捗を聞いてみると「いや、ここまでやらなくても」とか「大事なところが抜けている・・・うわー、こっから修正きくかな」と頭を抱えることがしばしばあります。

 

 

このように、成果を出す人というのは完璧なことを求めるよりも、指示してきた相手や成果物を活用する人たちのニーズを考えるため、エゴを抱いて仕事をすることは少ないです。こだわるのはカタチよりも「これを作る目的は何か?」「自分が担当した仕事により誰がどのように助かるのだろう?」という視点を持つため、出来た成果も見た目にもシンプルですし、中身も求められているものが最低限入っているので、成果として有用性があるものとして仕上がります。もし、時間などの余裕があったときに、そこで「文字の大きさとか書式を見やすくしようかな」と副次的な作業として細かい作業として推敲を重ねるのです。

 

成果を出せない人というのは、「自分は成果を出せない」「無駄なことをしている」などと自覚することはできないと思いますが、もし色々とやっているのに成果が出ない人がいましたら、ちょっと視点を変えてポイントがずれて物事に取り組んでいる可能性があると思ってみるとよいです。

別に上司に対して「私は成果を出せていないでしょうか?」と聞く必要はありませんので、何かしらの作業を任せられたとき、改めて仕事の目的や意義を確認するとともに、恥ずかしいかと思っても「最低限の成果は何か?」を確認してみると良いと思います。この最低限の成果こそが求められているニーズであり、目的や意義と思ってください。

進行の仕方は様々ですが、パソコンで何でもカタチにしやすい時代とはいえ、結局は人間がやることです。初期段階においては、紙ベースや口頭というアナログでコミュニケーションを図りながら徐々にカタチにすることを意識してください。また、依頼者に早急かつ随時進捗を報告しながら作業を進めたほうが確実です。

時間はかかるかもしれませんが、まずは自己ではなく利他の精神を身につけることにより、ちょっとずつ成果を出せる自分として成長もつながりやすくなるはずです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。