アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

「まだ時間はある」という感覚を捨てる【残業問題】

アラフォー童貞のODです。

 

労働における問題の1つとして「残業」があります。

過重労働や時間外労働の慢性化などにより、心身を壊したり、場合によっては本人の自覚のないままに死に至ることがあります。また、雇用契約の範囲を超えているのが常態化しているのに、その分働いたのに賃金が支給されないといった問題など様々です。

このような状況は日本にあちらこちら見受けられるものの、現代では労働環境の見直しが法令で整備されつつあり、雇用主である会社よりも、雇用されている労働者のほうも発言がしやすい世の中へ向かっております。

とはいえ、日本の労働者は「やればやるほど良い」という、(バブル期のような思考を)良くも悪くも真面目な思考をもっているため、会社側も労働者側もついつい求められる以上の分を働いてしまうものです。

 

さて、残業問題というのは大抵の場合、会社側にクローズアップされがちですが、私が管理職という立場になってから、「労働者にも残業を要因はあるのでは?」と思うようになりました。

・・・一応、お断りしておきますが、残業問題というのは社会問題であるため、1つか2つかの視点だけで話をするべきではないのは承知しております。また、職場のあり方や業界の常識などにより改善がしにくい(何なら不可能)ということも当然あります。また、私が管理している職場では、(当然ながら)繁忙期などの一時的な時間外労働に対してはちゃんと手当を支給しておりますし、振替休日や時間内で完遂できる業務量を、職員毎に割り当てるよう注意しております。

 

これらを踏まえてのうえで、労働者側のどんな姿勢が残業問題を招いているのか、ということをお伝えしますと・・・

 

「定時後も、まだ時間はある」

 

・・・という感覚が、残業問題を引き起こしている可能性があります。

例えば、定時が17時半とか18時とかである場合、そこまでに仕事を終わらせようとするのではなく、「定時後もまだ時間はある」という感覚があるため、仕事をダラダラとやってしまう、みたいな状態です。

 

私も役職がつく前には、定時後に仕事をするのが当たり前でしたし、周囲もいたので「みんな、それなりに終わらない量の仕事を担当しているんだなー」と思っていましたし、たくさんの量の仕事をこなして遅い時間に帰ることに、社会人としての価値や充実感があったものです。

一方で、社会人経験が長くなると、「ちょっと頑張れば終わるけど・・・まあ、残業してやるか」とか「上司の頼まれごとを残業してやれば、評価が上がるだろう」と思っていました。実際、わざと営業などの外回りから遅めに帰って来て、そこから事務作業をしていたこともあり、そんな自分に価値があるとも思っていました。

 

しかし、管理職になってみて、さらに予定時間内でタスクを完結させないと、次の予定や関係者に影響するという制約が強くなったので、スケジュール管理など時間を意識しながら仕事をするようになりました。

すると、1日の中で時間を区分化して、その中で「この時間はこの仕事しかしない!」と決めて集中すると、結果的に複数の成果を出せるとともに、脳の疲労感もそこまでないと、いうことに気づきました。今の立場になってみて、時間設定の重要性が分かったのです。

もちろん、色々なタスクをこなしたり、効率的にやる方法を学習したり、周囲の協力を得たりといった模索をしながらレベルアップしたということもあります。それでも、時間に制約を設けたほうが完遂力はつきますし、(ある程度の妥協も含めて)結果は出しやすくなります。

 

さて、話を戻しますと、労働者の中には「まだまだ時間はある」「まだ締め切りは先だ」等と時間に制約を設けないがばかりに、ゴールを先延ばしにして、ダラダラと仕事をしたり、なかなか取り掛からなかったりするため、それが「残業」という形になっているのではないか、と思うのです。

 

周囲に、いつも残業をしている割に結果はイマイチだし、残業するほど長く仕事をしているのに、作業スピードや物覚えがよろしくない人はいないでしょうか? それは、時間制限内にやり抜くという考えがないので、工夫や学習をしたりもせず、中途半端に精度を上げようとするため、妥協という判断力も向上しないままなのです。

 

もし、自分は残業が多いのに、なかなか報われないし充実感もないというならば、それは時間設定を設けて仕事をしていないから、という可能性があります。このような人は、ToDoリストやカレンダー式のスケジュール帳ではなく、時間単位で予定が書き込めるスケジュール帳を準備してください。自分が決めた時間に、自分が決めたタスクを遂行するのです。メールソフトやスマホのアプリもありますが、初めのうちは自分で書きこんでいって習慣化やコツをつかんだ方が良いです。

時間設定や時間への制約などと聞くとプレッシャーを感じるかもしれませんが、このプレッシャーこそが自己成長になり、ひいては求められる成果や結果を出しやすくなるのです。さらに、仕事を終える時間だって早くなるのでプライベートの時間だって確保できますし、体を休めることにも使えます。良いことづくめです。

 

今や残業することに価値を見出す時代ではありません。会社からの役割を負わされている仕事だってたくさんあるでしょうが、残業に関して言えば、すべてを会社のせいにするのはいささか早計です。 

まずは、「定時後の時間を当てにしない」という認識を改めることをしてはいかがでしょうか?

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。