アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

さほど重要ではないことにモチベーションが上がる不思議

アラフォー童貞のODです。

 

仕事で勤務表や作業ごとの人員配置など、月間・週間ごとに各職員さんの出勤予定や役割分担を紙に印刷して配布しておりますが、配布直後の職員さんの様子はというと、決して良い反応はしません。

しばらくは嫌な顔をするも、数分もすると「ま、仕方ないか」と言わんばかりの様子で、勤務表や作業指示書などをデスクの引き出しやファイルに閉まったりします。

ときどき、私がいないところで愚痴や不満を言っているのを聞いたこともあります。しかし、別にこれに対しては何とも思いません。いちいち気にしてられないということもありますが、管理職である私自身だって、平社員であったときに同様の反応をしたものです。「こういう勤務予定になるだろうな」とおおよその想定はついているものの、いざ予定表や作業指示などを見た途端に、「うわっ、やっぱりこの現場だよ」と不満めいた感情が湧き上がっていた事をよく覚えています。

 

その会社にいるということは、程度に差はあれ、その会社に適した作業を行うことは分かっているはずです。そのうえで面接して採用されたわけです。もちろん、自分のスキルとお給料を照らし合わせて考えたり、将来を見据えて仕事に臨もうとしたはずです。

それでも、ある程度仕事に慣れてくると、会社や職場の管理者や上司から作業指示を出されると、明確な理由はないのに「嫌だなー」とか「面倒だなー」とか思ってしまいます。「よっしゃ、この仕事をきっちりやるぞ!」という気概をもって仕事に臨む人はわずかです。大抵の場合は、ある程度グダグダ言いつつも、やっているうちに集中していき、最終的にやり終えるものです。

 

なぜ、管理者や上司、あるいは先輩や同僚などから仕事を割り当てられたり、業務遂行の指示を受けると、後ろ向きな感情が湧いてしまうのでしょうか?

 

これはひとえに、「自分で決めたことではないから」ということにあります。

 

当たり前で単純な話ですが、人間は他人から指示されたり指摘されるのが嫌なものです。できれば、好き勝手に仕事をして、好きな時間に仕事を終わらせて、それでいて周囲から評価されたいという身勝手な気持ちがあります。それなのに、会社という組織に所属していると、お給料をもらっている建て前もあるので上の言うことには従わなくてはなりません。だから、自分のやり方でやりたいと思いつつも嫌々ながらも、仕事に取り組むしかないのです。会社の言いなり、と言えばそう思ってしまうのも仕方ないと言えば仕方ない話です。

 

一方、会社という組織は、社会の何かしらの問題やニーズに対応するという意義のもとに存在しており、その対価としてお客様からお金をいただいています。それが会社を成立させるとともに、スタッフの給料にもなります。そして、問題やニーズに対応したことにより誰かという個人に笑顔や安心を与えたり、社会の循環を作ったりします。これは自分の活動が自分以外の役に立つ、という意味です。

 

つまり、上からの指示に応じて仕事をすることは、自分には大きな決定権はないものの、社会的や他者の役に立つことを意味しているのです。 

 

・・・何だか断定的に言っているように思われるかもしれませんが、あながち間違いではないと思っています。それは私の職場に限らず、お世話になっている業者さんや取引先においても含めて、人は「自分で決めて、かつあまり役に立たないことに対してモチベーションが上がる」という事象を幾度も目撃しているからです。

あまり役に立たない、という言葉にトゲがあるように見えるのならば、「本筋と違うこと」と言い換えてください。

 

例えば、急な欠員が出た場合などに、こちらから「ごめん、急だけど追加で作業をお願いします」というと「まあ、いいですけど・・・」という言うのに、気持ちのタイミングが良いときなどは、向こうから「あ、自分がやりましょうか」と積極的に申し出してくるときもあります。

もちろん、私としてはありがたい申し出です。しかし、こちらからの指示でも、相手からの申し出であっても、人員への対応の結果は同じです。大切なのは「自分から言った」ということです。やはり、多くの人は自分で決めたことに対して、モチベーションを上げることができるのです。

 

また、仕事はできないのに、行事や飲み会の幹事を任せると張り切って、結構良いセッティングをしてくる人はいないでしょうか。そうして、周囲から「お前、仕事でもこのくらい頑張ってやれよ」と冗談を言われるのです(まあ、大抵は本人には言わずに陰口で言われるものですが・・・)。

上記でお伝えしましたとおり、私も職場の職員さんや関係者の仕事ぶりを見ていてい、普段は動きが鈍いのに、特に急ぎではない用事なのに、自分の得意分野になると俄然やる気を見せて、本筋の仕事を忘れてしまっている人はおります。荷物運びはいいから、早く〆切のある書類を出してくれ、と思うこともあります。

ここでのポイントは、周囲から見れば優先順位は低いけれど、当人にとっては優先的な業務を行っていると思っていることです。場合によっては自分の得意分野を披露できる機会とも思っているので、やる気も湧きます。しかし、周囲はそう思ってはいないので温度差があります。

 

以上のことから、自分で決めたことや率先してやっていることは、ときには客観的に見れば重要ではない、役に立たないことである可能性があるのです。気を付けなければなりません。

こうならないためには、まずは上司や職場から言われたことを優先的にやる、ということが前提となります。モチベーションは上がらないかもしれませんが、自分がモチベーションが上がることをやりたければ、まずは組織における自分の役割を全うすることが第一です。ブラック企業みたいなことを言いますが、求められていないこと以外をやっても迷惑になるのです。

 

アインシュタインさんやレオナルド・ダビンチさんなどの偉人も、言葉は違えど・・・

「自分ができることを、やりたいことにするしかない」

・・・とおっしゃっています。自分のスキルの適性をもって組織にいるならば、なおさら自分のできること、かつ求められてることを真っ先にやるべきなのです。

 

・・・なんだか説教くさくなり申し訳ありません。しかし、重要でないことばかりに手を出して、評価が下がる人がいるのはもったいないと思うので、本記事をまとめました。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。