アラフォー童貞は〇〇と考える

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他人の間違いやマナーの悪さを見ても、正義感を出そうとしなくていい【離れろ】

アラフォー童貞のODです。

 

他人の間違いやマナーの悪さを見かけると、私たちはそれらを何とか正そうとしようとしがちです。

 

例えば、たまにカタカナ用語を使いたがる人に遭遇しますが、その人が何となく使ったカタカナ用語の使い方が間違っていると気づいたとします。そうすると、一回くらいならば「まあいいか」と思えますが、自分の近距離で何度も間違って使っていると我慢できなくなります。意を決して「あのー、その言葉の使い方は間違っていますよ」と言ってしまうこともあるでしょう。

マナーの悪さも同様です。喫煙所ではない場所で、悪気なくタバコを吸っている人は今でも少なくありません。喫煙者の中には「外であればいいだろう」と考えて、建物から自動ドアをくぐって外に出た瞬間、タバコに火をつける人も見たことがあります。建物の玄関先でタバコを吸い続けているので、建物の中から出てきた人が煙を浴びてしまうことになります。そのような場面では、タバコを吸っている人を睨みつけながら足早にその場を去る人もいれば、「ここは喫煙所ではないですよ」「ここでタバコを吸っていると煙がこっちにくるので迷惑です」などと直接文句を言う人もいるでしょう。

 

これらは、よくある話です。自分の知識や価値観と違う人に対して不快感を抱いたり、社会一般的なマナーに対して、相手を批判したり、正そうとしたりします。しかし、こうした道徳的な気持ちを持つことは大切ですが、正義感を出すのはやめたほうが良いです。「あなたの言葉の使い方は間違っている!」「ここは喫煙所じゃない、周囲に迷惑です!」などと言われるのは、悩んでもいないのに、聞いてもいないアドバイスを急に言われるようなものです。

言われた側はキョトンとしたり、もしくはカッとなって喧嘩になってしまう可能性だってあります。こうして、余計な正義感を出さなければ良かったと後悔してしまった人も私の周囲には結構います。

 

誤解のないようにお伝えしますと、道徳観や正義感を持つことは大切です。問題は自分の正義感は他人に押し付けるものではない、ということです。自分の内に秘めた価値観や思いに留めておいて、それを行動や日常で体現する、というだけに留めるだけでいいのです。「俺の正義感はこうだ!」「お前は悪だ!!」なんて言うのは、特撮ヒーローだけで十分なのです。現実世界において、本当の悪に出会うことはそうそうありませんし、正義の力を発揮する場面も実はないのです。

それどころか、現実世界においては正論をもって他人を糾弾してみたところで、実際は自分の考えが間違っていて恥をかくこともあります。道端で酔いつぶれている人を見て「だらしないなー」と思っていたけれど、実はその人は最近辛い出来事があったということを知ると、視点が変わって慈しみの心を持つようになることもあります。

 

もちろん、他人の間違いやマナーの悪さを非難したくなる気持ちは分かりますし、自分の中の正義感が姿を見せることだってあります。しかし、それは感情のままに行動しているだけなので非常に危険です。

また、自分は正義感と勇気をもって悪をくじく気がありますが、間違いをしている人やマナーの悪い(と気づいていない)相手は、非難されるとか正義感をぶつけられるとは考えていません。非難や指摘を受け止めるにも、その人の心の準備というものが必要です。心の準備がないと、いきなり見知らぬ人から非難を受けたと感じるので、反発するようになります。だから、言い争いや喧嘩などに発展することがあるのです。

 

では、他人の間違いやマナーの悪さは見て見ぬふりをしておけ、ということでしょうか? いえいえ、見て見ぬふりはしなくていいです。むしろ、ちゃんとそのような人がいるという事実は認知するべきです。しかし、正義感を持ち出して「自分が何とかしよう」「誰も言わないならば、自分が言ってやろう」などとは思わなくても良いのです。

 

「あの人の言葉の使い方は間違っているなー」とか「マナーが悪いなー」と思ったら、そのような人たちを見て不愉快な気持ちになったら・・・その場を離れて下さい。それが一番の良策です。

 

自分の直下の部下などでない限りは、言葉の使い方を指摘しなくても良いです。仮に上司が流行り言葉を間違ってひけらかしていても、微笑ましく思えばいいのです。喫煙所でない場所でタバコを吸っている人を見かけても、煙がこちらにきても、その場を離れればいいだけです。喫煙所でないことや、タバコの煙がかかって不愉快であることをわざわざ伝える必要はありません。クレームを言っている間も、タバコの煙を浴び続けるだけです。

 

自分が指摘したり注意したりしないと、その人や周囲にとってマイナスになるのではないか、と思われるかもしれません。しかし、正義感が湧き上がるような出来事というのは、後になってよくよく考えると、割とどうでも良いことのほうが多いものです。何なら、一週間前に沸き上がった正義感をすっかり忘れていることだってあります。・・・そんなものなのです。自分が放っておいても問題はないのです。直接的に関わるような話でない限り、わざわざ手を出すことはないのです。他人の間違いだって、マナーの悪さだって、他人である自分ではなく、その人たちの身近にいる誰かに非難や指導を任せてしまえばいいのです。

 

ぜひ、他人の間違いやマナーが気になったら、自分の価値観や正義感は湧き上がるのを自覚しつつも、「これは自分が手を出すべき事項か」をちゃんと冷静に考えてみてください。そうして「その場を離れる」「距離を置く」といったことを第一の行動の選択肢として選んでください。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。