アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

情報が多いということは、不毛な迷いを引き起こすだけ

アラフォー童貞のODです。

 

グーグルなどで「かわいい動物」などと画像検索すると、たくさんの愛らしい動物がモニターいっぱいに30~40ほどのサムネが等間隔に表示されます。そこから、さらに気になる画像をクリックすると、そこから関連画像のサムネが表示されます。そこからさらに1個をクリックすると、また関連画像が出てきます。例え話抜きに、果てしなく画像を追うことができます。このような状態になると、「かわいい動物」をなぜ検索したのかなどの当初の目的を忘れて、いつの間にか画像を追うことに夢中になり、気がついたら時間が経っていた、なんてこともあるでしょう。

 

かわいい動物の画像検索がピンとこないならば、特に男性ならよくわかる例を出したいと思います。それは「ポルノ」です。画像でも動画でも何でも、性欲を掻き立てるポルノ素材は魅力的なものです。ポルノで検索する人もいるでしょうが、多くは「エロ」とか、自分の性的嗜好に沿ったキーワードで画像や動画を検索するでしょう。何となく検索したのか、ムラムラを発散したくて検索したのかは色々でしょうが、一度検索エンジンにエロキーワードを入れたが最後です。電源が落ちるか、誰か部屋に入ってくるかといった強制終了以外には、自慰行為をして発散するしか画像検索を止める手段はありません。もう後戻りはできません。

自慰行為に及んでいるときだって、ずっと「これはエロい、あれはエロい」と思いながらも、「もっとエロいものがあるのでは」「せっかく発射するならば、最上級に興奮できるもので出したい」などと、もうオーガズムに達しそうというにも関わらず、「もっと、もっと」と画面に表示される無数の画像やサムネをクリックし続けます。

 

このように、私たちは、かわいい動物であろうがポルノであろうが、たった一つか二つのキーワードを入れただけで湧き上がるように表示される検索結果の中を、溺れるようにさまよい続けてしまいます。そうして、気が付けば貴重な時間とエネルギー(またはティッシュ)を浪費しまい、それに対して後悔してしまうのです。

 

なぜこのような現象に陥ってしまうのかというと、私たちは1つのテーマに対して、1度にたくさんの情報を提示されると、脳が混乱してしまううえに、麻痺してしまうのです。これにより、決断力が一気に落ちてしまうのです。

何となくであるにせよ、画像検索をするということは、何かしらの目的があったはずです。それなのに、画面に一気に30~40個のサムネが表示されてしまったため、脳は一時的にパニック状態になります。表面的には「うわー、こんなに素敵なものがたくさんある」と思いますが、脳には思いっきり「選択する」「判断する」という負荷が休息にかかります。すると、いくつか自分が求めているものを選んだとしても、「これでいいのかな?」「もっと良い物があるのでは?」と決断する力が落ちてしまうので、なかなか物事が決まらずに優柔不断な状態に陥ります。

その結果として、当初の主旨とはそぐわないようなものを選んで後悔したり、「なんで自分はこんなものを選んだのだろう」と自身に疑問を抱くこともあります。

 

人間は、なるべく正確な判断をしたいがためにたくさん情報を欲しますが、実際は情報はたくさんあればあるほど決断力は鈍ります。かわいい動物やポルノに限らず、スーパーで夕飯の献立を決める時だって、何も考えずに買い物を始めれば時間がかかるのもそのためです。コンビニで昼飯のお弁当を選ぶときに迷うのも同様です。あんなに商品がズラっと並んでいれば、選択肢は多いですが、選ぶのに時間がかかってしまいます。さんざんエロ素材を探しながら自慰行為におよんだ挙句、なんだか中途半端なエロで達してしまって不完全燃料なのも、小さくても1度にたくさんのエロを浴びてしまったからです。

逆に言えば、きっとお腹が空いていて、もうのり弁しか残っていなかった迷わないはずです。すごいムラムラして手元には1枚のポルノ写真しかなかったら、それで性欲を満たそうとすると思います。

 

このように、私たちはたくさんの情報を提示されることを魅力的に感じるものの、実際は、「あれも、これも」「もっと、もっと」と不毛な迷いや欲望を生み、事が終わったとしても、その結果は中途半端さや不完全燃焼しか残らないのです。

もし、テーマをもって何かをするならば、下調べは徹底的にしつつ、いざ選ぶとなったときには選択肢は2~3個程度に留めましょう。大切なのは、選ぶという段階になったら「もっと、まだ良いものがあるのでは・・・」と期待しないことです。選択するタイミングで後戻りせず、それのうちから選んだとしても、選んだもので突き進むしかないと思うしかありません。

 

自分の明確な決断として突き進むならば、少ない選択肢のほうが充実した結果を生み出す、というお話でした。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。