アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

「正しい自分」を理解してもらおうとしない

アラフォー童貞のODです。

 

新しい取引先などと初対面で会話をするとき、ときどき「管理職だから、現場のことなんて知らないでしょ」的に言われることがあります。要は「お前、何もわかってねーだろ」「こっちのほうが色々知っているんだぞ」とマウントをとりたい感じです。

少しひねくれた考え方かもしれませんが、実際に言葉を交わしていると「別に無理して知ったふりしなくていいから、ちゃんと教えるから聞きなさい」的なことを言われることがあります。このような言い方をするのは、昔ながらの職人気質の人や普段は閉鎖的な空間で働いている人たちに多いように思います。

このような人たちと接していると、冒頭のように直接的に言われなくても「ああ、この人は私が現場の仕事を知らないと思っているんだな」と肌で感じることができます。例えるならば、たたき上げの勤続年数の長い人が、いわゆるキャリア組の若手を馬鹿にするようなものです。

 

さて、私はこのような人たちに対しては、特段何も言わないようにしています。「現場のことを知らないでしょ」と言われても「ああ、そうかもしれませんね。いつも現場で頑張っている人たちに教えてもらう日々ですよ」と笑っています。向こうが私のことを現場のことを知らない奴と思っても、それに気づいたとしても、何も訂正するようなことはしません。

要は「正しい自分はこうですよ」とアピールしないようにしているのです。いくら「正しい自分」を相手に理解してもらおうとして「いやね、私は管理職という肩書ですが、現場にもがっつり入っておりまして、職員らと汗を流して仕事をしているんですよ」なーんて言っても、相手には確実に響きません。

 

なぜならば、人間は自分の考えを変えることが難しいからです。今回の場合で言えば、肩書きなどのちょっとした情報から、私という人間を相手が「この人はこういう人間だ」と決めつけている以上、私が私が思う「正しい自分」に訂正しようとしても、固定されている認識を変えることは困難です。特に、その場ですぐに訂正しよとすることは不可能と思うべきです。

 

「では、そのまま間違った認識をもたれたままでいいのか?」「仕事だったら、その後に影響するだろう!」と反論されるかもしれませんが、ご安心ください。

上記の通り、私は自分が誤解されたままだとしても、意識的かつ態度として訂正することはしません。相手が私のことを現場を知らない管理職と思ったとしても、そのまま話を進めます。相手が色々と教えてくれるならば、とりあえず聞き続けます。何なら知らないことがあったらラッキーぐらいに思います。

 

仮に私が物を知らないと思われたとしても、それを訂正しなかったとしても、その後の仕事に影響をきたしたことはありません。もちろん、最初のうちは現場を知らないとか物を知らないといった評価が足を引っ張ることはあります。しかし、それは仕事を一緒にしている過程で改善されます。そのため、わざわざ「正しい自分」をすぐに理解してもらわなくても、結果的に何の影響もないのです。

もちろん、こちらが無知で知っているふりな態度ならば自然とそっぽ向かれるでしょう。しかし、学習や試行錯誤を日々行っていれば、自分では気づかないうちに積み重ねた実力はにじみ出るものです。すると、相手も「あれ、もしかして色々と知っている人なのでは?」と見方を変えてくれます。わざわざ自分から「こういう知識を知っています!」「〇〇というスキルをもってます!!」と言わなくても、必要なことは過程の中で必ず目につくものです。実際、当初は私個人のスキルなどに疑いを向けていた相手も、途中から「これについて、そちらの意見を聞かせてもらえますか?」と逆に質問を受けるようになったこともありました。

また、仕事やスポーツなどチームプレイの場合、その目的はチーム共通の目的を達成することにあって、個人のあり方を主張したり理解してもらうことではありません。だからこそ、相手に勘違いされたからといって、その場で訂正する必要もなければ、急いで相手に理解してもらおうとする必要もないのです。

 

このように、他人に自分を誤解されたとしても、その場で無理に「正しい自分」を理解してもらおうとしなくても良いのです。仮に相手に誤解されたままだとしても、誤解しているその人も、誤解された自分にとっても何の影響もありません。いつしか、お互いに忘れてしまいます。

そう思ったら、無理に「正しい自分」を理解してもらおうと躍起になることもせず、沈黙に徹して、その後に挽回するか、または忘れてしまえばいいじゃん、と思えないでしょうか?

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。