アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

「自分が好きなことを仕事にする」と思うならば、頭に入れておいてほしいこと

アラフォー童貞のODです。

 

「自分の好きなことを仕事をする」というキャッチフレーズを目にする機会が増えました。現在は自分の考えや知識や技術などを、インターネットやアプリを活用して発信できる時代ですので、自分が好きなことや得意なことを投稿したところ、多くの人の目に触れて、大きな価値につながることもあります。ユーチューバーなどが良い例だと思います。趣味で投稿した動画が、いつの間にか本人にとっての仕事になり、一定の経済効果や収益化ができるようになると成功と呼べる部類に入ることができます。

このような人たちの実例を見ると、ちょっと自分が好きなことや得意なことが仕事になって、それで生計が立てられるようになり、それまで勤めていた会社以上の年収を得られるようになる生活になることに憧れを抱くのは無理もありません。子供だって将来の夢にユーチューバーと言うくらいですし、何なら子供だけでなく大人だって、あわよくば今やっているつまらない仕事よりも、楽しいと思えることを仕事にしたいと考えるのは至極真っ当な考えだと思います。

 

何も「今やっている仕事をしっかりやることが大切だ」とか「学生は学習をしっかりすることが将来の基礎になる」なーんてことは申しません。私だって仕事はできるだけ楽しくしたいけれど、「これ、何の意味があるんだ?」とと思いながらやっていることだってありますし、現在は読書習慣が当たり前になっているけれど、学生時代は本を読むどころか勉強も疎かにしておりましたし・・・。

 

さて、「自分の好きなことを仕事にする」「好きなことで生きていく」というフレーズに憧れて、自分もそのグループに入りたいと思ったとき、ここで多くの人がやりがちなことであり、間違った考え方があります。それは「自分が好きなことって何だろう」「自分が得意なことってなんだろう」と考えることです。このような考えをしている時点で、何にも取り組まないまま変わらない日々を過ごす可能性が高いです。

 

なぜならば、好きなことが仕事になっている人は、すでに好きなことがあって、それを続けていたから、何となく広まって、何となく仕事になっているのです。ある程度の段階になって「うーん、今やっている仕事を辞めて、本格に取り組んでみるか」となってプロとの活動とするかどうかの分かれ道はあると思いますが、好きなことを意図的に見つけて、それを仕事にしようなんてことは思っていないのです。頭でもやもやと考えたことがすぐにカタチにできるならば、どの会社だってヒット商品を次々に出しているはずです。

 

自分の好きなことや得意なことを、自己分析として考える分には差し支えないと思います。就職活動なんかでは、それまで見つめてこなかった自分自身と向き合う良い機会と捉えれば、ただ漫然と履歴書を書くよりも意義があるはずです。しかし、いきなり仕事にしようなんて思うことは、すでにプロとして活動している人たちからすれば「甘い」と思われるかもしれません。その方たちだって、確かに好きとか得意とかから始まっているとはいえ、安易に仕事にすると思う人を見れば、そこまでに至る道のりやプロセスを軽んじているように感じるでしょう。

実際、プロと呼ばれる人だってすべてが大成功しているわけではなく、成功の何倍も失敗を重ねて成功しているのです。いや、正確に言えば「表面的に成功しているように見える」と言ったほうが良いかもしれません。

 

このように言いきれるのは、別に私がユーチューバーとして成功しているわけではありません。中小企業とはいえ管理職というポジションにいると、ときどき順当にステップアップしているように見られるときがあるからです。ときには才能とか素質とかで決めつけられることだってあります。上記のとおり、仕事に不誠実なことだってあるし、学業を疎かにしていた時期もあるのに、才能とか素質とか言われてもな―と思います。また、それ以上に多くの人に怒られたり、頭を下げたり、心を乱したり、精神を病んで仕事ができない時期があって、そこから何とかゆっくり成長しようとして、その道中でも失敗を繰り返しているなかで今がありますが・・・決して成功しているとは到底思えないのです。

 

きっと、上記のように世間的に成功している人って、「明日になって自分のポジションがなくなってたらどうしよう」「炎上とかして嫌われたらどうしよう」と不安を抱いているから、失敗を繰り返しながらも自己成長を続けながら自分の立場を成立させているのだと思います。その中で「自分であるための軸は何だろう」とは考えることはあっても、「自分が好きなことはなんだろう」とは考えている余裕はないはずです。

 

本記事は、別に成功者と言われているわけではない、アラフォーで童貞の私が思いついたままのことを書いているだけですので、成功定義や失敗回避論ではありません。ただ、自分が今おかれている環境に不満があるからといって、スポットを浴びている人に憧れて「自分も好きなことで生きたい」と思って、「よし、自分が好きなことや得意なことはなにか」といきなり考えても、何も出てこないのがオチであることは確実です。

 それに、「好きなこと」と「得意なこと」はまったく違います。イコールになることはほとんどありません。例えば、パソコン作業が好きということと、エクセルでみんなが納得できる資料を作れることは意味が違います。カメラで撮影することが好きでも、ピンボケだったら意味はありません。自分が好きなことでを仕事するというならば、自分が好きなことに対して、消費者やユーザーのニーズを満たせなくてはいけません。それが仕事における「責任」というやつです。

 

ここまで書いておいて、「じゃあ、自分が好きなことを仕事にするにはどうすればいいの?」と思われるならば、いきなり考えるのではなく、日常で行っているちょっとしたことで「あれ、自分はこれはちょっと好きかも、得意かも」と思えることを探してみてください。それは黙ってうんうん唸って見つからず、行動しているときにしか気づけません。また、周囲に自分の評価を教えてもらうことも良いと思います。キツイかもしれませんが、他人こそが自分のことを知っているものであり、意外な回答が返ってくるあかもしれません。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。