アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

失敗したくないのは、「完璧な自分」という幻想をもちつづけたいから

アラフォー童貞のODです。

 

人生は選択や挑戦の連続です。そして、成功することもあれば失敗することもあります。というか、失敗のほうが割合が多いものです。それは仕方がありません。人間は生まれてから死ぬまでの間に、初めてのことがたくさんあるのですから。避けたくても避けられないことだってたくさんあります。

赤ちゃんだって、ずっと母親のお腹の中にいたのに強制的に外の世界にポンッと出されます。子供だって親とずっといたくても、近所の人や幼稚園の先生や友達などと関わらざるを得ません。小学生、中高生などの学生は学業が仕事とはいえ、好きでもない体育や美術、家庭科などをやらざるを得ません。これらは避けることはできません。

社会人になればもっとあります。会社に入れば、給与の代わりに指定の時間に指定の仕事を遂行しなければなりません。その中で覚えなければいけないスキルやマナーはたくさん出ます。いつまでも新人でいるわけにはいかず、キャリアに合った振る舞いや技能を期待されます。その中で社会や会社から求められていること1つ1つに、真剣に取り組んでいる人は、年を重ねるごとに自分の得手不得手、好き嫌いという仕事やスキルは徐々に見つかっていくもののです。そして、不得手なことや嫌いなことでも最低限何とかクリアする術を身につけていくものです。

 

ここで重要なことは、まったくやったことのないこと、いわゆる未経験の事象に出くわしたときにどのような姿勢で臨むかです。正確かどうは別として、人間は自分の経験や知識から予測が立てられる生き物です。そこで、未経験の出来事に遭遇したときに「あ、これはできないや。自分はやーめた」と目を背けるか、「これは自分が苦手な分野だ・・・でも、質を問わないならばやってみようかな」と思えるかです。

ここで前者のような人はリスクはありませんし、不快な思いもしないです。しかし、自分の人生に悔いも成功も生まれませんし、評価もされません。場合によっては消極的な人と思われて終わるだけです。一方、自分の経験上、眼前の対象は苦手分野と分かっていても挑戦してみることはリスクが生まれます。成功どころか失敗する可能性が高いことに取り組もうとしているのですから。しかし、「自分が選んで挑戦して、何かしらの結果が出た」という実績は残ります。周囲からは馬鹿にされるかもしれませんが、挑戦したことに評価する人だっているかもしれません。

 

このように未経験のことでも、自分の経験から失敗する可能性が高いと分かっていることに対して「やらない人」と「やってみる人」に分かれるのは何が違うのでしょう?

・・・これはひとえに失敗という事象を受けたとき、自尊心を傷つけずいたいと思うか、成長のために自らをさらけ出すかの違いです。具体的に説明しましょう。

 

未経験の事柄に出くわしたときに、「自分はできない」と言って避けようとする人は、賢明な判断をしているように見えて実は失敗が怖いだけです。なぜ断言できるのかとおいうと、未経験の出来事はまだやっていないから未経験なのです。それを自分という、ちっぽけな存在の経験や知識だけで実行不可能と判断するのはもったいない話です。

上記において、人間は自分の経験や知識から予測が立てられると伝えましたが、実際その精度は実に低いものです。これまで日常において予測を立てたとき、それがどれだけピンポイントで当たったかを考えてみてください。自分の予測なんて不確実で不正確ではないでしょうか。それなのに、そんな自分の予測に頼って「これはやったことないけれど、自分の経験から失敗する」なんて考えるのです。まったく愚かです。

ではなぜ、このような思考になってしまうのかというと、それはいわば完璧主義だからと言えます。もっと言えば「失敗しなければ、自分は完璧な存在である」という矛盾した幻想にしがみついているのです。もし挑戦してしまえば、うまくいかなかったときに完璧な自分の幻想が崩れてしまうのです。それが怖いのです。

確かに失敗しなければ、今の自分のままでしょう。しかしそれは、自分が望んだ自分の理想なのでしょうか? おそらく、多くの人は成功したり、周囲から評価されたり、自分で決めた事を自分でやって、うまくいかなくても何かしらの結果を出している自分になりたいはずです。そんな物語の主人公のような紆余曲折を経ながらも、ボロボロになりながらも自分を確立していく自分でありたいはずです。

 

となると、完璧な自分なんていう幻想は、とっととぶち壊してしまったほうが良いと言う話になります。そうすれば、失敗というのはただの出来事で自分のこれからの人生において特別大きな問題ではなくなるはずです。むしろ、課題やテーマに向き合ったうえで失敗を重ねることで、それはただの「うまくいかなかった出来事の1つ」が積み重なっていくだけの話と気づき、「じゃあ、次はどうすればいいかな」「今やっていることを改善するとどうだろう」という思考ができるようになります。

 

長々と書きましたが、ひとまず自分の知識や経験からの予測はしなくていいので、「とりあえず目の前のことをやってみる」という事です。特に誰もやる人がいなければ、それはチャンスと思ってよいです。誰もやらないことをやるというのは、少なくともその場においてはオンリーワンの存在になります。うまくいっても成功しても、周囲から「ねぇねぇ、さっきのあれさ、やってみてどうだった?」とこっそり聞かれたらこっちのものです。小さなことからで良いので、「とりあえず」という思考と行動を積み重ねていけば、日常も少しずつゆっくりと楽しくなっていきます。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。