アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

「悪いことが起きるかも」という予測をやめると、人生は楽になる

アラフォー童貞のODです。 

 

人間は予測をすることができる生き物です。それは進化の過程で危機に対して脳が発達し、そのおかげで私たちは適切に判断したり、計画して物事を進行したり、起こりうることに対して対策を立てたり、効率さを追求することもできます。

 

しかし、この予測という仕様のおかげで苦しむことがあるのも事実です。その1つとして「悪いことを起こるかも」という予測を過剰にしてしまうことです。例えば、作業が予定よりも早く終わって、かつスケジュールに余裕があるにも関わらず、「明日やる予定の作業をこの空いた時間でやっておかないと、明日何かあったときに大変になるかも・・・」と思うようなものです。これは一見、空いた時間で明日以降にやる仕事を前倒しすることで、明日以降のスケジュールが楽になるように見えますが、予測による恐怖心はそのような前向きな意味ではありません。「この空いた時間に何かしておかないと、誰かにさぼってると思われたらどうしよう」とか「明日以降にトラブルが起きたら、スケジュールが崩れてしまうかも」といったように、周囲から思われるかどうかも、起こるかどうかも不明確なことに対して勝手に予測をして、恐怖や不安感に突き動かされてせわしなく動くのです。

 

このように「〇〇をしておかないと、悪いことが起こるかも・・・」とか、あるいは「✕✕をやめたら、良くないことになるかも・・・」という予測により、思考が麻痺して不合理な行動をとったり、誰も求めていないのに自分自身に負荷をかけてしまうのです。例えば、ランニングや筋トレを日課にしている人の中には、それらを毎日やることが目的になっていて、何のためにやっているのかがぼやけてしまって、疲労がひどいときや体調不良のとき、筋肉痛や関節痛のときでも、強い雨風の日でも「毎日やっていることを1日でもやらないと、身体機能が落ちてしまうかも・・・」とか「これまでやってきた成果が無駄になってしまうかも・・・」という不安感からトレーニングを繰り出してしまうのです。

 

しかし、実際はこうした予測が起こることはありません。起きたとしてもその影響はごくわずかですし、あるいは1年もしたら当人も覚えていないほどの影響です。嘘だと思うならば、1週間でもいいから「●●しておかなかったら(やめたら)、良くない事がおこるかも・・・」と不安に思ったり、迷ったりしたとき、それをメモしておいてください。別にノートを用意しなくてもいいので、何か1枚のメモでもいいので、その都度書いていってください。そして、その後に実際に起きたかどうかをチェックしてみてください。予測通りの事態になったり、事前に対策しておいて効果があったら「〇」、予測が外れて悪いことが全く起きなかったり、事前の対策が無駄になったら「✕」と書いていってください。やってみると分かりますが、仮に10個の「悪いことが起こるかも」メモが出来上がったら、実際に悪いことが起きたこと、つまり予測通り「〇」となるのは0~1個になるはずです。ほとんどは予測が外れて「✕」となるはずです。

つまり、「〇〇をしておかないと悪いことが起きる」「●●をやめたら良くない結果になる」ということは、ほとんどないということです。しかし、この取り組みを1度やったくらいでは納得や理解はできないと思います。なぜならば、「悪いことが起こるかも」というのは思考の癖だからです。癖というのはなかなか改善できません。

 

なぜ、このような思考の癖が起きているのかというと、私たちの予測というのは、自身の経験、特に強く印象に残った実体験に由来しております。あるいは、他人から伝え着いた経験談などから来ています。

例えば、上記のように作業を前倒しておかなかったおかげで、それ以降に大変な思いをしたひどい経験があるから、それが強く印象に残ってしまい、「作業を前倒ししなかった」という出来事と「その後にトラブルが起きた」という出来事が直結してしまって「作業を前倒ししないと、そのあとにトラブルが起きる」という基準ができあがってしまったのです。そのため、類似のシチュエーションに出くわしたときに「あ、仕事が早く終わった・・・この後にトラブルが起きる前兆だ」と変な予測をしてしまうのです。トラブルが起きるかどうかなんて誰にも分からないのに、ジンクスのように構えてしまうのです。

やっかいなことに、そこで実際にトラブルが起きようものならば「やっぱり・・・作業が早く終わった時にはトラブルが起きる。だから、その後の作業は前倒しにしておくべきなんだ」という脳内回路が出来上がってしまうのです。何度も言いますが、トラブルが起きるかどうかなんて誰にも分からないのに、です。

「悪いことを考えていると、その通りなる」という引き寄せの法則的なものがありますが、おそらくこういうことなんだと思います。一方で作業を前倒しにしておいたときに何も起きなかったときもあるでしょうが、そのときも作業を次々と前倒しにしているため、結果的に作業を前倒しにしたときのメリットを実感できないので、印象が薄くなってしまうのでしょう。

つまり、ほとんど起きることもないし、本当に起こるかも分からない「悪いことが起こるかも」という予測に基づいて「〇〇をやっておこう」とか「●●をやめるのは良くない」なんて考えることはストレスになるだけ、という話になります。そして、逆に考えればそのストレスを軽減するには、このような思考をやめればいい、ということになります。

 

もうちょっとライトな例えをしますと、このブログでたまにテーマにする内容として「オナ禁」がありますが、これも同様だと思います。ある程度のオナ禁を続けてきたとき、どうしてもムラムラが止まらずに自慰行為をしたいときに、「ここまでオナ禁を続けてきたのに、ここでやめたら無意味になる・・・」と苦しんでいるならば、さっさと自慰行為によって射精して時間をおいたら、それで何か悪いことがあるのかどうかを検証してみてください。確かに一時的に仕事や日常のパフォーマンスは落ちると思いますが、そこからまたオナ禁を続けていれば、自慰行為をしたことや一時的なパフォーマンスの低下というのは気にしなくなります。忘れてしまいます。その程度の話なのです。

別にオナ禁を否定するものでも、オナ禁中の人に自慰を誘発する意味でもありません。あくまで「オナ禁中の1度の自慰行為くらいで、人生が暗転するような悪いことはない」と言いたいのです。

 

これは見方を変えると、「頑張らなくていい」ということでもあります。自分に負荷をかけようと思えばいくらでもかけることができます。しかし、負荷をかければかけるほど人生や生活が好転するわけではありません。むしろ、苦しむだけということにつながることもあります。そのため、「悪いことが起きるかも」という思考が湧き上がったら、本当の意味で気持ちを楽にしたいならば、「このへんでやめておこう」と割り切ってみるのも大切です。それで何か悪いことが起きたら仕方ないですし、きっと、その悪いことだって予測通りの悪いことではないはずです。安心してください。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。