アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

特別な出来事がなくても、自分は変えられる

アラフォー童貞のODです。

 

 成功している人たちは、それぞれ衝撃的な出来事や大きなきっかけがあって、それが原動力になって努力を重ねたり諦めなかった結果として成功している・・・このような印象を世間は抱くものです。偉人などのストーリーや自伝、インタビューなどにおいて「あのとき、〇〇があったから」とか「××さんと出会っていなければ」などという話が出てきます。だからこそ私たちは、成功するには特別な出来事がなくてはいけないと思ってしまうのかもしれません。

 これは仕方ないことで、特にこれといった変わった出来事もなく、貴重な出会いもなく、自分が何となく淡々とやってきた人が年収何億円も稼いでいる・・・なんていう人が存在していたも、きっとマスコミには取り上げられないはずです。仮に特に面白いストーリもないけれど成功している人がいたとして、センセーショナルな話題を求めているのは世間ですから、「もっとこう、何かないの?」とか「特別な何かがあったはずでしょ」とか「その人にしかない、子どもの事から突出した才能があったに違いない」とつまらないストーリーを脚色するはずです。そうしないと、つまらないのですから。

 

 別に偉人伝などを批判しているわけではなく、成功者のサクセスストーリーは割と脚色されているものであると同時に、私たちの生きている日常生活だって他人から見れば特別に見えることもある、と言いたいのです。そのため、成功するには特別な出来事が必要だとか、貴重な出会いがなければ自分の人生は変わらない、などと思うことはないのです。

 大切なのは、1つ1つの出来事に対していかに気づきを得られるかどうかです。どんなに他人から見れば重要な出来事と思っても、当の本人がぼんやりしていれば、チャンスもへったくれもありません。貴重な人物との出会いを一期一会とせずに、何となく会話して終わったならば、それはコンビニの店員にお弁当の温めを伝える程度のは話で終わってしまうだけです。

 

 では、それらを特別な出来事・貴重な出会いにするにはどうすれば良いでしょうか? 

 ・・・それは自分自身の経験値を上げるしかありません。そうしないと、出来事や出会いの重要性に気づけないことが多いからです。

 

 例えば、バトル漫画などで主人公たちが敵の強さに圧倒される、なんという場面がありますが、あれも主人公たちがそれなりのレベルだから敵の強さに気づけるのです。物語の始まりにやみくもに敵に突っ込んでいけるのは、相手の強さが分かっていないからこそ無茶ができるのです。自分の経験やレベルがそこそこになったときに「あ、この出来事は自分にとって重要な話になるはずだ」と思えたり、ある程度の知識や技術量になってみて「この人と話していると勉強になる」ということもあります。

 私も仕事を全くわからなかったころは、研修会などに参加してもつまらなかったものです。参加必須の一日がかりの講習会なんて、時間が過ぎるのを待っていて終わっておりました。しかし、自分で勉強する習慣がつき、学習した1つ1つの身の回りのことにつなげる思考ができるようになってからは、研修会や講習会で眠くなったり、ぼーっとして時間を過ごすことはなくなり、むしろレベルの高い講師や普段は聞かない専門分野の人たちの話を聞ける貴重な時間になることができております。

 

 つまり、何かしらの出来事や出会いよりも、それに気づけるための自己研鑽が重要であるという話です。確かにきっかけというのはあると思いますが、それだけで自分の日常が一変する、自分の行動や考え方がそこから大きく変わる、なんてことはありません。人間の意志力なんてものを頼りにしてはいけません。

 それこそバトル漫画で大きな大敗をしたり、重要人物に出逢った主人公の人生が変わった・・・なんてものを見ますが、あれはフィクションです。しかも、大抵の場合は「幼少期に特別な出会いをして・・・そして数年後」といったように、ある程度の時間経過を経て物語の本編が始まります。努力パートや日常パートなどは大抵の場合は省略されて、衝撃的な出来事・出会いを覚えて努力を重ねた主人公の物語が始まるわけです。

 これは案外、著名人や成功者のストーリーもこのようなフィクション的な構成が多いので、私たちは特別な出来事・出会いがあれば、自分は変わることができると思い込んでしまうわけです。大切なのは努力パートや日常パートなのです。毎日のちょっとずつの積み重ねをするからこそ、ただの出来事が「今にして思えば、あの特別な出来事があったからこそ」と昇華されるのです。

 

 特別な出来事や出会いを期待していると、受け身のままでいると、あっという間に時間は無為に過ぎていきます。それならば、毎日外に出て5分で良いから散歩してみたり、頭に入らなくてもいいから読書をしてみたり、知らない分野をネットで検索してみるといった、取っ掛かりという種まきをしておくことが大切なのです。特別な出来事なんてなくても、毎日のちょっとした積み重ねをしていれば、私たちは自然と変わっていくものです。その積み重ねをしないから、自分の変化もないですし、特別な出来事なんてものに夢を見続けたままになるのです。

 そろそろ夢から覚めて、それこそ「この人に会ってみたいな」という存在がいたら、その人と同じジャンルの事を1分間でもいいから勉強してみてはいかがでしょうか。もしかしたら、夢でなく、本当に憧れの人に会えるようになるかもしれません。可能性はゼロではなくなるはずです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。