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自分の主張ばかり言ってくる相手への対処法

アラフォー童貞のODです。

 

 ディスカッションや交渉の場において、自分の意見を相手に伝えることは大切です。傾聴も大事ですが、こちらの意向を伝えることをしないと、相手の言いなりになってしまうだけでなく、相手に「この人は何を考えているんだろう」と不安を抱かせてしまうことあるので注意が必要です。

 一方、自分の意見を主張してばかりなのも感心はしません。人間は話し合いによって社会や文明を発達させてきました。お互いにの考えや知識や技術をもって、少しずつ前進した交代しながら人間は世界を変えてきたのです。個人の力や一部の集団のスタンスで大きなことを変えられるわけはなく、必ず複数の考えや経験やスキルが混ざり合うことで変化していくのです。そのため、話し合いという何かを良い方向に変化させようとするときに、一方的に個人の意見ばかり主張しては停滞するしかないのです。

 とはいえ、話し合いの場において自分の主張ばかりしてくる人はおります。私も仕事において社内外の色々な人たちと話し合う機会が多いので、自分の意見を通そうとする人に出会いますが、この手合いの人たちは総じてこちらの話を聞きません。さらに厄介なことに正論を盾にしてきたり、その人の世界観で話を展開してくるので、お互いに共有できそうな常識や事例を持ち出したとしても聞こうとしません。

 なぜならば、自分の主張ばかり言ってくる人は、話し合いのテーマに対して何かしらの解決方向を見出そうとするのではなく、自分の考えを言うことが目的になっているからです。こちらがいくら協議テーマに戻そうとしても、相手は自分の考えを言いたいだけなので、すぐに「私の話を聞け―!」というオンステージになってしまうわけです。

 

 では、自分の主張ばかり言ってくる相手へはどうしたら良いのでしょうか? こちらだって自分の考えはあるはずですし、ビジネスにおいては黙ったままでは相手の主張に飲まれて終わったり、交渉だって望む結果にならない恐れもあります。それに話し合いと言うならば、こちらだって意見や主張をしたっていいはずです。

 

 自分の主張ばかり言ってくる相手へは・・・

 

 まず、話を黙ってききましょう。

 1つ1つを受容してみましょう。

 

 ポイントは、相手の意見と自分の考えが違っていたとしても、反論してはいけません。とりあえず、その人の考えをひとしきり聞くことが大切です。しかし、すべてを理解できなくてもいいですし、理解できると思うこともありません。なぜならば、相手が主張を始めた段階において、よほどお互いが共通の考えをしていない限りは、お互いに敵対体制であり、お互いに自分の意見を言いたいモードになっています。これは話し合いの姿勢ではありません。

 料理対決の番組だって、お互いが作った料理をゲストが食べているときは黙って見ているものです。決して、「そっちの料理よりも、自分の料理が温かいうちに食べてよ!」なんていう料理の鉄人はいないです。お互いにリスペクトし合っているからこそ、敵対関係ではない勝負が成立するのです。むしろ、お互いに「ほう、勉強になりますな」と自分の料理に活かそうとします。これはディスカッションや交渉における真髄と同じではないでしょうか。

 

 もちろん、必ず意見のぶつかり合いというのは起こります。それはお互いに自分の考えが正しいと思っておりますし、はじめの段階では相手の考えをちゃんと理解していないので仕方ないのです。ここでも大切なことをお伝えしますと、「話し合いを始めた最初の段階では、会話が噛合わなくてもいい」ということを覚えておきましょう。むしろ、噛み合わないところをピックアップしていき、噛み合わない部分に対しては対立するのではなく、自分にはない考えの1つとしてとらえるのです。

 また、可能であれば、口頭で会話だけするのではなく、お互いに出た考えをホワイトボードなどの視覚的に確認できる形でアウトプットしていきましょう。1人の人間から出た言葉の印象とは違い、客観的な印象を持たせることができます。実際、私も口頭でやりとりしていると納得できないことでも、手元のノートに書いたり、みんなが目視できるように大きなホワイトボードに書く事で、言い争いになる頻度が少なくなったように感じます。逆に言えば、口頭で討論していると感情的になって余計なことを言ってしまうこともありますので、どこかで客観視する機会があったほうが良いです。例えば、会議中にスタッフから出たアイディアを書記がホワイトボードに書くと、その書いている間に一瞬の沈黙ができた・・・という経験はないでしょうか。この沈黙こそが、話し合いをしている人たちの感情をクールダウンし、脳を休息させることもできるため、有効かつ必要なのです。

 

 本記事を読んだ方の中には、これだと自分の意見が言えないじゃないかと思われる人も多いかもしれませんが、自分の意見を言う前に相手の考えを知っておくことは大切です。最初は相手の意見が理解できなくても、黙って聞いているうちに「ああ、そうか」と思えてくることもありますし、ホワイトボードやノートなどに淡々に相手の考えを書いていく姿勢は、自分の主張ばかり言っている相手からも印象は良いですし、他に参加者がいれば一目置かれるはずです。自分の意見を言うのは、相手の意見を聞いてからで良いのです。相手も周囲もきっとこちらの話を聞いてくれるでしょう。ディスカッションにおける成果としては短期的な成果は出ないでしょうが、人間関係という面で長期的に見れば「まあ、この人はいつも話を聞いてくれているし、たまにはこっちも意見を飲もうかな」と思えるような間柄ができるかもしれません。

 

 多くの人は絶妙な交渉術や対話術なんてもってはいません。それなのにお互いに主義主張ばかり言い合っていては、言葉通り話になりません。ではどうすればいいのか、というと、まずは「傾聴」「受容」という、大人の対応をしましょうよ、という話になるのかもしれません。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。