アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

同時並行をやめれば、物事は効果的かつ早く終わる

アラフォー童貞のODです。

 

効率化や時間短縮になると思って、同一時間帯に色々な作業を進めることがあります。

 

やかんの水をガスコンロで火にかけておき、沸騰するまでの間に洗濯物を干すとか。

英会話の聞き流しをしながら、腹筋運動をするとか。

電話で取引先と会話をしながら、パソコンでは別な取引先へのメールを返信するとか。

お風呂に入りながら、今日1日の反省をするとか。

 

 このように、私たちの物事を同時並行で進めることができます。そして、その結果として他人が30分かけて1つのことを済ませるのを、2つ以上こなせてしまうこともできます。いわゆるマルチタスクというものです。これができる人が有能である、と言われてきました。

 しかし、すでにご存知の方も多いように、マルチタスクは実際は非効率になっているということが分かっています。しかも、同時並行で色々なことを処理しているように見えて、実際は瞬間的には1つ1つ作業を進めているだけであって、それが傍から見れば同時並行にやっているように見えるだけです。(今でもあるのか分かりませんが)イメージ的には、ゲームセンターに置いているワニを叩くゲームのようなもので、一定の時間内であっちこっちと物事を処理しているので、実は脳の人間の脳にかなりな負担をかけてしまうのです。

 このように書いたとしても、多くの人たちは気づかないうちにマルチタスクな動作をしてしまうものです。それは単純に効率的と思うのが1つであり、そしてなぜ効率的にしようとするのかというと、何もしていない時間がもったいない・無駄に思えるからです。そのため、上記のように「〇〇しながら、△△をする」とか「✕✕をしている間に□□を済ませてしまおう」という考えになるのです。まあ、自然な考えといえば自然です。

 

 しかし、実際の話、マルチタスクというのは結果的に見たときに、ちゃんと効率化になっているのでしょうか? 時間短縮になっているのでしょうか? もったいない・無駄と思う気持ちは解消されているのでしょうか?

 

 ・・・答えはNoです。効率化や時間短縮になっているように見えるだけ、というのもそうですが、実は弊害が多いのです。しかも、それを多くの人たちは実感しているのに同じ過ちを繰り返しているのです。それは冒頭の例でみればわかります。

 

 まず、ガスコンロでやかんに火をかけているとき、洗濯物を干すのを済ませてしまうなどというのは自然な考えに見えますが、洗濯物を干すのに没頭したり、洗濯物を干している最中にインターホンが鳴ったりするものです。すると、ガスコンロの方から「ピーっ!」とやかんのお湯が沸いたことを告げる、例の音が響きます。そうして慌ててキッチンへ向かってコンロの火を止めて一安心。心臓はバクバク高鳴っているはずですし、何だか軽く疲れた感じにもなります。そうして、洗濯物を干すのを再開するも、また別の用事を思い出して、そうしてキッチンに戻ったときにはやかんのお湯はぬるくなってしまっていた・・・。

 

 そして、「〇〇しながら」という一例として、英会話を聞き流ししながら腹筋運動するということを出しましたが、聞き流し系の教材ならばそれが謳い文句なので、使い方としては間違っていないでしょうが、実際のところどうでしょう。ちゃんと聞けているのでしょうか? 英会話を聞くという学習行為と、腹筋運動という肉体へのアプローチは同時に成立できるのでしょうか? 私は脳科学者ではないので分かりませんが、それぞれをしっかり効果を出したいのならば、同時にやるのはやめたほうが良いと思います。

 実際、車の運転中に英会話の勉強をしたことがありますが、聞き流し系はハッキリ言って覚えることができません。運転という視覚・聴覚・理解・判断などという、色々な脳機能を総動員しなければならない行動をしながら、勉強するのは不可能です。それも普段使わない英語を、まるでラジオを聞くように聞き流しても理解できません。特に私は運転が得意とは言えませんので、交通量の多い道路や入り組んだ道になると、流れてくる英語に集中力を削られるので、音を止めてしまいます。

 

 また、電話をしながら別な処理をするというのなんて、もってのほかです。メールを書くのだって、相手に伝わることを考えると時間がかかるのに、それを別な要件の電話をしながら進めるなんて無理です。脳に負担をかけすぎて鼻血が出てしまいます。

 お風呂に入るのは、体を清潔にしつつ、肉体疲労を取り除きリラックスするためにあります。反省会なんかしたら落ち込むこともあるため、リラックスなんてしにくくなります。思い浮かべるならば、「ああ、今日も一日頑張ったな」とか「今日出会った〇〇さんは素敵だったな」と良かったことだけにします。それ以外は、お風呂に入ること・全身を洗うことに集中します。

 

 このように(特に私の場合は)マルチタスクをしていると、効率化どころか余計な手間も増えますし、疲れますし、結果的に時間がかかってしまいます。では、冒頭の例はどのように1つ1つ取り組めばいいのでしょう?

 

・やかんに火をかけたら、お湯が沸騰するまでガスコンロの前で待機しましょう。

・10分間のうち、5分間は英会話を聞き、5分間は腹筋運動を分けて行いましょう。

・電話中は相手の話を聞くことに集中し、メールはその後で打ちましょう。

・反省はお風呂の前に済ませ、お風呂に入ったらリラックスしましょう。

 

 これだけのことですし、一見すると時間のロスが生じているように見えますが、結果的に見ると、1つ1つのことを集中的に取り組むと、それぞれの効果はちゃんと得られます。特に学習においては、1つ1つのことに取り組むことで、うまくいったこと・うまくいかなかったことの判断が明確になりますので、次の改善点も見出しやすくなります。もし、英会話を聞きながら腹筋運動をしていたら、どこが聞き取れなくて、今腹筋のどこに負荷がかかっているのかも分かりにくくなります。その結果として、今やっている学習法や運動法の効果も、良いのか悪いのか判断しにくくなります。これが効果的と言えるのでしょうか?

 

 それに、同時並行をやめてみた人にしか分からないこととして、1つ1つやった方が意外に物事は早く片付く、ということがあります。同時並行でやっているときは、順序だてて物事を進行しているように見えて、実は脳内ではあれこれと考えてしまっております。その結果として、今処理していること・動かしている体のパフォーマンスが低下してしまい、時間もかかってしまうのです。

 

 マルチタスクはよろしくない、というお話でしたが、それは仕事に限らず日常や学習などの何気ない・小さなことにも及んでいる、ということをご理解いただき、1つ1つ進めることの大切さが伝わりましたら幸いです。

 もし、「色々とやることがあってどうしようー!」と迷ったならば、いっそ目の前にあることだけに集中して、それを1つ終わらせることに専念してみてください。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。