アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

本は全部読まなくていい、最初から読まなくていい

アラフォー童貞のODです。

 

読書が苦手とか、本を読む習慣がないという人の考えを聞くと、いくつか共通点があります。

 

 ・何百ページあると分かると、急に億劫になる

 ・知りたいことに辿り着くまでが長く感じる

 ・理解できないところがあるとストレス

 ・ちゃんと読み終えることができないと、自分が駄目な気になる

 

この原因として考えられることは・・・

 

 「本は全部読まなければいけない」

 「本は最初から読まなければならない」

 

 ・・・ということが挙げられます。これは読書に対しての誤解とも言えます。

 このように考えてしまう理由としては、まずは本の価格にあると思います。本は文庫本であれば数百円くらいです。ハードカバーであれば1,000~2,000円くらいです。専門書であれば、それ以上します。カラー写真や画集などとなると、万単位になるものもあります。あまり特殊な専門書や写真集などは別として、せいぜい2,000円くらいとはいえ、日常で本を読む機会が少ない人にとっては高い買い物に感じると思います。

 こうなると、せっかく高い買い物をしたのだから、その分の元をとらなければいけないという心理が働いてしまい「全部読まなければいけない」という気負いが生まれてしまうのです。

 しかし、本は全部読まなければいけないのでしょうか? それはノーです。本は自分が知りたい知識や考え方を得るためにあります。別に全部読まなくても問題ありません。「はじめに」とかはすっ飛ばして"もくじ"を眺めたり、パラパラめくって各章のタイトルを読み流したりしながら、自分の欲しい情報を探してもいいのです。そこで自分が望む情報が得られたのであれば、数百円・1,000~2,000円、あるいはそれ以上の価格であっても、その分の価値があると私は考えております。もしも、欲しい情報以外にも、知らなかった情報、新しい気づきや発見が得られたならば、それはそれ以上の価値がある本とも考えております。

 

 ここまでで、この記事では本の区分けを知識や考え方に限定はしておりません。何なら物語であっても、全部読む必要はないと思っております。短編集でも長編集であっても、です。物書きの方々から怒られるかもしれませんが、物語というのは、結果に全部読まないと話がつながりにくい構成になっているだけであって、断片的に読んだだけで満足できる人がいるならば、それはそれで良いと思います。

 例えば、感動的なクライマックスシーンを読んで大泣きできたならば、その人にとってその本は感動的な本となって終わります。同じ本を読んだ人同士で、「そうそう、あのシーンは感動したよね」と話すこともできるでしょう。そこで全部読んだ人から「最初のページからね」とか「50ページ目なんだけどね」なんてレベルは普通はせず、それは熱狂的なファン同士の話です。

 このような背景もあり、「最初から読まなければならない」ということを、本を読む上でのプレッシャーにする必要はない、と言いたいのです。そもそも、知識や考え方であろうと物語であろうと、数百ページの本の内容を最初から最後まで全部覚えている、理解できている人はおりません。覚えているのは、自分が知りたかったこと、気づきや発見となったこと、感動したこと、目を奪われたこと、といった脳や心に刻まれたものです。

 

 誤解のないようにお伝えしますと、全部読むこと・最初から読むことは悪いことではありません。むしろ、その本の内容を確実に理解する、味わうためには必須と言えます。だからといって、必ずやらなければいけないものでもありません。

 

本を読むということは、全部読む・最初から読むことが目的ではなく・・・

 

 自分にとって価値ある文章・単語を見つけることです。そして、自分を変える可能性のある考え方と出会うことです。

 

 これらは他人は関係ありません。自分にとって価値があればそれでいいのです。今の自分、これからの自分を突き動かす「何か」というぼんやりとした感覚でもいいのです。一方で、「本を読んで、何かを見つけなきゃ」と思うものではありません。知識などは「そうそう、これを探していたんだ」という確認作業もあるでしょうが、本当に価値あるものは唐突に出会うものです。だからこそ、何となく”もくじ”を眺めたり、パラパラと本をめくるだけでも私は読書と考えております。そこで「これは・・・」と目を奪われたり、本をめくる手が止まる内容が書かれて、いつの間にか本屋のレジに向かって、本の価格なんて気にせずに買ってしまい、家に帰る前に本を開いていた・・・なんてことがあれば素敵ではないでしょうか。

 

 このように、本は全部読まなくていいです。そして、最初から読む必要もありません。とある部分が面白かったら、その周辺の文章を読んだり、その章だけでも読むだけでもいいです。すると「第●章でもお伝えしたとおり・・・」なんていう文言があると、その章も気になってしまうこともあります。何なら「もういっそ、最初から読むか」となることもあるでしょう。

 私は最初から読むタイプではありますが、文章が読みにくいと感じたり、”もくじ”を読んで気になる項目があったら、真っ先にそのページや項目を読んでしまいます。そこで「へえ、面白い考え方する著者だな」と思えれば、最初から読んだり、虫食い状態であちこち読み飛ばしているうちに全部読んでいることもあります。そのため、全部読んでいないものも多いと思います。もしかしたら、読み直してみて再発見があったら、読んでいない項目だったのかもしれません。

 

 最後に。

 じゃあ、自分が気になったエッセンスを得られればいいならば、「立ち読みでいいじゃん」を思われるかもしれません。まあ、そう言われても仕方ないですが、できれば本は買って欲しいと思います。それは、自分にとってプラスになることを教えてくれた著者、著者がその本を作り上げるまでに関わった人、知識・技術・考え方・・・このようなものに敬意を払う意味として、お金を払うということをしてほしいと思うのです。ぜひ、最初は立ち読みでも「これは・・・」と思う本と出会ったら、思い切って買ってみてください。

 

 ここまで読んでいただき、ありがとうございます。