アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

「今日は他人に振り回される日だ」と思って諦めよう

アラフォー童貞のODです。

 

 仕事でもプライベートでも、自分がやることがたくさんあるのに、そこに横やりするように電話が鳴ったり、メールやLINEが届いたり、雑談に巻き込まれたり、上司から雑用を頼まれたり、担当外の仕事のフォローをする羽目になったり・・・などの事態に出くわすことは多々あります。

 そうして、自分自身のやることはほとんど進まないまま、残業や休日出勤をして巻き戻すことになったり、思った出来にならないままに成果物として提出せざるをえなくなったり、仕事が予定通りに進まないことにイラ立ちを覚えてしまうこともあります。ときには、このような背景を知らずにいつも話しかけてきた知人や友人に八つ当たりをしてしまい、後になって自己嫌悪に苛まれることもあります。

 このような状態が続くと、心にも体にも悪い影響しか与えません。決して良いパフォーマンスを発揮することのできないまま、ネガティブな感情だけが蓄積していきます。そうして、「自分はこんなにも頑張っているのに、それを知らない奴らは平穏な日々を送っている」「あの人は自分に仕事を振っておきながら、あんなにヘラヘラ笑っている・・・許せない!」「自分がやっている作業の大変さを半分でも味わば、この気持ちが分かるはず!」などと恨みつらみが蓄積します。こうなると、八つ当たりどころではなく、黙っていても悪いオーラを発しているため、周囲から距離を置かれてしまうようになってしまいます。

 

 さて、誰しもこのように、一時的でも慢性的でも忙殺される時期というのはあります。それをスマートにこなせる人もいるかもしれませんが、そのような人でも内心は結構ヒーヒー言っているのが現実です。そして、表面的には出ないまでも心のどこかで「自分のことを分かって欲しい」と思ってしまうものです。だって、人間ですから。

 このように他人事のように書いている私もまた、突発的に担当外の仕事をフォローしたり、職場で欠員が出たら優先的な仕事もあるけれども、とりあえず現場を回す・得意先に足を運ぶといった対応に追われると、徐々にイライラが募ります。「このような事態になるまで、どうして放っておいんたんだ」とか「この忙しい時期に休むなんて、体調管理がなっていない」などと湧き上がってきます。だって、私も人間ですから。

 しかし、恨みつらみを沸かせても、イライラしても、身近な人に当たり散らしても事態は変わることはありません。好転することは決してなく、事態はどんどん悪化するだけです。

 ・・・と、このようなことは誰しも頭では分かっていますが、いざ突発的かつ想定外な事態に巻き込まれると、冷静さを欠くものです。そもそも、突発的かつ想定外の事態に巻き込まれること自体、ストレスや不安を抱き、頭をフル回転して対処を考えるため、心も体も消耗していきます。そして、自分自身がやるべきことも抱えていると、同時並行してもそうでなくても疲労は一気に蓄積していきます。そうなると、ネガティブな思考になりやすいのは仕方がないと思います。

 

 では、どうすればこのようなネガティブ思考にならず、周囲に当たり散らすことも抑えて、冷静に、確実に事態をひとつひとつ対処することができるでしょう。もちろん、それに対処するのは、自分自身も抱えている仕事やタスクがあることが前提です。自分自身にもやることがあるのに、突発的かつ想定外の対処に出くわしたとき、それを一定期間は関わらなければならないとき、どのような心構えが必要なのでしょうか?

 

 まずは、基本的に「自分の予定を詰め込み過ぎない」ということです。予定に空白があれば、突発的なことや想定外のことに遭遇して、それらに時間をとられても「次にあれがある、これがある・・・うわー、もう大変!」となることはありません。体力も残っているので、多少無理をしてもいつもより疲れる程度で済むはずです。

 とはいえ、これを現代人がするのは結構無理があります。それは、現代人は予定が詰まっている事に価値があると思う傾向にあるとともに、予定が詰まっていないとサボっているのでは、何かしないといけないのでは、と思ってしまう傾向にもあります。もっと空白があったほうが人生はきっと穏やかに過ごせるのに、短期的な充実感を得るために頑張ってしまい、オーバーヒートしてしまうのです。

 それなのに、ギチギチの予定を詰め込んで頑張っているところに、さらに突発的かつ想定外の事態が入るものだから、もう心身はガタガタです。それを修復するには休息をとるしかないのに、逃げ道がない状況にあるため、ネガティブ思考が、まるで故障個所から出ているガスや電気火花のように他人を攻撃してしまうのです。

 

 ここまで書いておいて何ですが、私も予定を詰め込んでしまうタイプですし、そのうえで突発的かつ想定外のことに頼られる、というか巻き込まれる立場にあるため、よくヒーヒー言っていますし、心の中では上記のようにネガティブ思考がグツグツと湧き上がることもよくあります。予定を詰め込み過ぎないのは理想的ですが、現代人にとっては難しいならば、次のように考えるしかありません。

 

 「今日はもう仕方ない」

 「他人に振り回される日と思うとしよう」

 

 見も蓋もないことを言うようですが・・・諦めてください。

 

 諦めるというと何だかマイナスな印象をお持ちかと思いますが、諦めるというのはひとつの判断です。「勇気ある撤退」という言葉もあるように、自分がこうしたいと思っても思うままなる見込みがないならば、自分の思考や環境から身を引くという選択肢をもっておくことも大切なのです。

 

 では、今回のテーマで言えば、何から諦めるのかと言うと、まずは「自分の予定通りに行動しよう」ということを諦めてください。どんなに予定を立てたとしても、予定は予定です。予定通り・計画通りに進行することは大切ですが、それに執着しすぎると予定通りに進めることが目的になってしまいます。そもそも、どうしてどの予定を組んだのか、どんな成果を出そうとしていたのかを振り返ると、意外にそこまでキツキツな予定でなくてもいいかも、ということもあります。

 もう一つ、諦める要素として挙げると「他人に振り回されているのに抗う」ということもあります。他人に振り回されていると、何だか時間があっという間に過ぎるうえ、意義も目的もなく、ただ自分自身を消耗しているような感覚になるものです。すると、「何で自分はこんなことをしているんだ」と疑問に思ってしまい、余計に消耗してしまいます。ときには心が折れてしまいます。そのため、あまり考えすぎないようにするために、少し馬鹿になって「いいや、今日はもうこの件に集中して、とっとと終わらそう」と腹を括ってしまった方が楽になります。眼前にある事象を前に、「ああ、あの件もあるのに、何でこんなことをしなきゃいけないの」と思っていると、余計に時間がかかります。それならば、いっそ自分の抱えていた案件も忘れることも吉なのです。

 

 もちろん、チームでやっていることならば、周囲への相談や根回しは大切です。ひとりで抱え込まないように作業分担をしておいたり、あまりに長期的に続いている場合はメンタルを病んでしまう可能性があるため、しんどいときは黙ってネガティブ思考を抱え続けるよりも、「断る」「やめる」という選択肢もあるということを忘れないで下さい。ぶっちゃけ、心身をボロボロにするまで完遂することなんて、世の中にはそれほどありません。誰かがやらなければ、衰退して消えてなくなるだけです。それを気に病む必要もありません。要は、自分自身の執着を解き放ちつつ、気楽に諦めの姿勢をもったほうが物事は好転することもある、ということです。

 

 ここまで読んでいただき、ありがとうございます。