アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

生き方は「矛盾」するもの

アラフォー童貞のODです。

 

 私たちは、行動や発言・考え方に一貫性のある人に信頼を起きます。また、そんな人に憧れも抱き、自分自身もそうでありたいと思うものです。

 しかし、あまりに一貫性のある自分であろうとすると辛くなります。それは「自分はこうでなければならない」「自分は一貫性のある存在でなければいけない」という、1つの執着だからです。執着は苦しみを生みます。

 心理学においても、人間は一貫性がない状態に不快感を示すと言われています。そのため、「自分は一貫性のある存在でないといけない」という執着心、つまり一貫性を保とうとする心理を逆手にとって、人間の行動や考え方をコントロールしてビジネスやコミュニケーションに活かしている人たちもおります。そのくらい、私たちは一貫性というものにこだわりや執着を抱きやすいもの、とご理解ください。

 

 しかし、私たちは一貫性のある生き方を続けることはできません。不可能です。必ずどこかで矛盾が生じます。

 

 「有名人の〇〇さんは、一貫性のある生き方をしてから成功した」とおっしゃる方もいると思います。それはそうかもしれませんが、もしかしたら、そう見えるだけかもしれません。確かに成功した人たちは「諦めなかった」「自分の考えを貫いた」などとコメントすることがあります。しかし、サクセスストーリーを見てみると、最初から最後まで自分を貫いているということはありません。どこかでブレて、戻って、またブレて・・・と右往左往しております。それは成功者と呼ばれている人たちもまた、人間だからです。

 

 また、ドラマや漫画といったフィクションの登場人物は、一貫した言動をとります。フィクションに影響されるなとは言いませんが、このようなものはキャラクターや設定としてそれぞれの登場人物に一貫性を持たせているだけです。その考え方や言動に憧れは抱いてもいいけれど、「一貫性のある自分でなければいけない」と思っていると、現実ではただただ生きにくいだけです。

 むしろ、ドジだったり駄目だったキャラクターが、右往左往しながら、失敗を重ねて、あーでもない・こーでもない、としながら成長していくほうが目を見張らないでしょうか? 一貫性のある登場人物は憧れを抱くならば、このような一貫性のない、矛盾した事ばかりの登場人物には、どこか共感を抱かないでしょうか? それは、現実を生きる私たち人間は矛盾を重ねながら生きている存在だからです。

 

 誤解しないでほしいのは、一貫性のないこと、矛盾することを全面的に肯定しているわけではありません。フラフラした言動や考えの人よりは、ある程度の方向性をもった人のほうが信頼感があるのは当然ですし、周囲も一貫性のある人に付いていきたいと思うものです。

 何が言いたいのかというと、どんなに一貫性を持とうと頑張っても、矛盾するときは矛盾するということです。そして、矛盾してしまった自分を許す、ということをして欲しいのです。おそらく、成功者と呼ばれている人たちは、自分の理想と現実に葛藤しながら試行錯誤をし、時には妥協して、時には自分を貫いて、それでも失敗して、挫折して、望まない結果となってしまっても、さらに改善を重ねて・・・という矛盾に矛盾を重ねていった1つの結果として成功していた、というように思えます。

 

 一貫性のある自分であろうとするのは大切なことです。しかし、そこに執着し過ぎは禁物です。そして、矛盾することがあっても、矛盾した自分を否定しないでほしいのです。むしろ、矛盾してしまった自分を肯定して、矛盾した結果としての今の自分を大切にしてあげてください。そこからでも遅くはありません。

 

 ここまで読んでいただき、ありがとうございます。