アラフォー童貞は〇〇と考える

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動画配信のアクセス数は人気の証明なのか? ~少人数でも求められているのは凄いこと~

アラフォー童貞のODです。

 

 芸能人や有識者などの著名人が、動画配信をやるのが当たり前の時代になっております。それはでは、テレビ、ラジオ、ライブといった媒体を中心に活動してきた人たちが、音楽などの作品をデータ販売したり、広告やプロモーションビデオを公式で配信することはあっても、それとは別枠で動画配信というカタチで活動をすることは少数派だったと思います。しかし、ここ数年で個人あるいは所属事務所をもって、新しい収益やプロモーションの一環として、インターネット上に活動の場を広げることが常套手段のようになっております。

 このような現状に対して、テレビ離れといった懸念の声もあるようですが、昔であればテレビの登場という大きな転換期があったでしょうし、ラジオ放送や録音、電波に音を乗せて流すといった技術の変革があって、現代のインターネットという媒体があるわけですから、個人的には時代の変革や転換を「〇〇離れ」というのは少し違うと思っております。

 

 さて、著名人が動画配信を始めると、芸能ニュースなどで取り上げられるようです。私は基本的にニュースそのものを見ることはありませんが、何かしらのタイミングでニュースのサムネイルやトップページに表示される記事やタイトルによって、「タレントの●●さんがユーチューブデビュー」などというのを目にする頻度が増えているため、動画配信というものが当たり前になっているのだな、と思うわけです。

 その一方で気になることがあります。それは、タレントの誰々が動画配信をしたとかいうことではなく、ニュースのタイトルの中に「初回の生配信は✕百人と振るわず」とか「ユーチューバーになるも登録者数(視聴数)はイマイチ」というものがあることです。

 タレントや有識者が普段どれくらい認知されているか、人気があるのかは知りませんが、初回の生配信で数百人が集まるだけでもスゴイことではないか、と思うのです。また、始めたばかりの動画配信にチャンネル登録してくれたり、少人数でもアクセスがあるということもスゴイことだと思います。

 それは、そのタレントなどの著名人に興味がある人がいて、貴重な時間を使って動画を見てくれているのですから、それは落ち込むどころか貴重なお客様として確保しておくべきだと思います。何だか、動画配信を始めると「人気がある=アクセス数も多いはず」という認識が世間やメディアにはあるせいか、アクセスが少ないと「あのタレントは実は人気ないんだな」とか「かつては人気があったのに、落ち目だな」などと評価するのは間違っていると思います。もちろん、現時点で人気がある人であれば一気にアクセスは伸びるかもしれませんが、それは動画の内容次第になるでしょう。

 

 また、何かを始めるということは、最初のうちは成果が振るわないものです。今は大人気の動画配信者だって試行錯誤の末に行き着いたのが、チャンネル登録数やアクセス数などにつながっており、それが収益性という結果になっているのです。しかも、何でもそうですが頑張ったからといって自分や世間が言うような成功を掴めるわけではありません。それこそ、動画配信という媒体はもはや群雄割拠の時代であるため、数多くのサムネイルから1つの動画を選んでもらうためには、よほどの仕掛けやコンテンツ力が求められます。どんな著名人であっても「動画始めました」といって、世間の人たちが観て見ようと思うかは話が違います。何なら、ファンだからこそ「見たいけど、大好きだからこそちょっと心配・・・」と様子見することだってあるはずです。

 

 別に、動画配信を始めたけれど、イマイチ振るわない著名人をフォローしたいわけではありません。1つや2つの映像作品だけで良し悪しを判断したり、配信してみたけれどアクセス数が少ないことに落ち込むのは早計ではないか、と言いたいのです。実際、始めは見向きもされないとか、人気がなかったのに、ある時期からコツを掴んだのか開き直ったのか分かりませんが、急に人気になることもあります。

 連載漫画だって、第1話は面白かったのに、しばらく導入部がつまらなくなって、本筋になったところで面白さが分かることもあります。インターネット上を通じて何かきっかけで大ヒットすることもあります。それは本人が意図した流れではないこともあるから面白いのです。

 

 私個人としては、メディアの評価やアクセス数に左右されずに、自分の持ち味や大好きなことを映像として、それを見て面白がったり共感してくれる人たちのために続けて欲しいと思います。動画という枠だけでなく、動画の外の活動にも結び付けてほしいと思います。

 実際、私が好きな絵描きの話ですが、その方はいつも淡々とライブで絵を描き続ける動画を配信しておりますが、アクセス数はとても少ないです。しかし、その人の作品自体は美術の世界では高い評価を得て売れております。それだけでなく、美術という分野を世間に広めるための活動をしたり、他分野ともコラボレーションしております。動画の数字だけが、その人・そのコンテンツのすべてを表していると思うのもまた早計なのです。

 

 動画の視聴者において大切なのは、動画という媒体を通じてその人の存在や、その動画の内容から新しい発見や楽しさを知ることであるはずです。「初回放送は振るわなかった」だの「大ゴケ」などと知ったような口をしている周囲は放っておいて、動画というものが、配信者と視聴者が純粋に楽しめる媒体であってほしいと思います。

 

 ここまで読んでいただき、ありがとうございます。