アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

頑張っても成果が出ないとき、「続ける」と「諦める」のどちらが正解か?

アラフォー童貞のODです。

 

 私たちは「物事を継続すること」「目標を達成すること」が良いことされ、そのように親や学校などから教育を受けてきます。そして、それは社会に出てからも成果というカタチで求められます。しかし、このような事は誰しもが到達できる領域でない場合もあります。また、本人の資質や取り組み方、おかれている環境、周囲からの協力なども左右することもあります。似たような生活をしているのに習慣化できる人もいれば、同じ時間をかけても同一の成果を出せないこともあります。そうして、第三者の目として良し悪しとしての評価を受けることもあります。

 

 ここで、頑張っているけれど、思うように成果が出ない人について考えてみたいと思います。同じスタートラインから始めたのに、どんなに頑張っても周囲と同じペースで成果を出せない、何なら後からスタートを切った人に追い抜かれてしまう。上司やや同僚、チームメイトなどからは馬鹿にされたり冷ややかな目で見られることもあります。このような状況で、成果が出るまで続けようとするのは、かなりモチベーションを要すると思います。

 また、複数人が同様のことをするのではなく、誰もやったことのないことに挑戦する場合も同様です。成功者の多くは、事例のない課題や困難なことに挑戦し、失敗を繰り返しつつも諦めず、もう駄目だと思ったところで意図的・想定外の活路を見出し、そして成功を掴んでおります。

 一方、冒頭から述べております通り、頑張っても思考錯誤を繰り返していても、成果が出なければ周囲の反応も冷ややかですし、自分自身も心が折れてしまいます。人によっては生活がままならなくなることもあるでしょう。そうして、目的とする成果を出すまでは続けたいと思っていても、断念せざるを得なくなることもあります。あるいは、成果が出る前に区切りをつけることもあります。

 

 このように私たちは頑張っても成果が出ない時に、「続ける」か「諦める」かという選択肢をとることになります。

 

 ここで何となく、「続ける」という選択肢が良いように見えます。成功要因として、物事を粘り強く続けることができること、知識や技術よりも『やり抜く力』をもっていることをポイントとしている研究もあります。上記のとおり、成功している人たちは諦めずに続けたから成功しているというのは確かです。また、少しうまくいかないくらいでやめるのはもったいないですし、続けることで面白さもわかるものです。

 しかし、「続ける」ということは、必ずしも良いこととは言えない側面もあります。その1つが『埋没効果(サンクコスト)』です。これは簡単に言うと「ここまで頑張ったのだから、ここでやめるのはもったいない」という心理です。これは、物事を続ける動機が、熱意や算段があるからではなく、今まで費やした時間や労力(そしてお金も)が無駄になるのが嫌だからという状態です。そのまま続けていてもジリ貧になると分かっているのに、もう少し続けていれば巻き返しができる・・・と根拠なく思うような考えが思い浮かぶことがあったら、それは間違いなく埋没効果(サンクコスト)だと思って良いです。

 よく成功までの道のりを、穴を掘って金塊を見つけることに例えることがあります。そうして、「すぐそこに金塊があることに気づかないまま、穴掘りをやめるところだった」などと言うのです。しかし、それはあくまで成功した人が語っていることを忘れてはいけません。目の前に金塊があるかどうかなんて分かりませんし、誰もが金塊に辿り着くならば、成功という言葉なんて生まれていないでしょう。金塊に辿り着いた人と、そうでない人がいるからこそ、成功という言葉が輝くのです。

 

 では、「諦める」ほうが良いのでしょうか? 諦めも大切と言いますが、成功なんて一部の人の話ならば、早々に見切りをつけることのほうが大切なのでしょうか? ・・・それもまた早計です。「諦める」という選択肢をとったとき、もちろん求めていた成功は得られませんが、それ以上に後悔という言葉が生まれます。よほどメンタルが強い人や挑戦することに慣れている人でなければ、諦めたことや途中半端な事に対して後ろ髪を引かれる状態になるものです。続けた先はしんどいですが、諦めた後のしばらくの間は「もう少しやってみても良かったかな・・・」となるものです。

 しかし、「諦める」というのは悪いこととも言えません。「続ける」という選択肢の先に成功という可能性があるように、「諦める」という選択肢の先に次へのステップにつながる可能性もあります。人生は何がどう転ぶか分かりません。「諦めた」ときまで頑張っていたことが考え方やスキルとして身に付いていて、それが次のステップで意外なカタチで活かすことになることもあります。スティーブ・ジョブスさんが自身の会社を追いやられた後、カリグラフィーを学んだことがコンピューターや通信に大きな変革をもたらしたことは有名です。

 また、「諦める」という選択は、後悔という感情を生む一方で、割と気楽になれるという側面もあります。上記のとおり、「続ける」ということは埋没効果(サンクコスト)になりやすいと書きましたが、それは自分自身の執着心であります。そこから脱却うることができることは、執着心からの解放です。人によっては「ああ、自分はあんなことで時間と労力を費やしていたんだ・・・」と達観することもあるでしょう。今まで大切に思ってきたことを手放すことは悲しいかもしれませんが、それによって見えない荷物を下ろしたことにより、身軽になれることになります。身軽になると、今まで見て来なかったものが見えたり、今まで手に付けられなかった新しいことを始めることもできます。このような「執着」と「手放す」を繰り返すことも、いつしか成功につながることもあります。数打ちゃ当たる、ということも長い人生では大切な視点です。

 

 このように、頑張っても成果が出ないとき、「続ける」か「諦める」かの選択肢が出てきますが、いずれもメリットとデメリットがあることを理解ください。「続ける」が良くて「諦める」が悪いということはありません。周囲の評価や感想ではなく、自分が費やしてきた時間や労力にこだわるのではなく、自分のその時点の気持ちで判断することが大切なのです。そこに間違いも正解もありません。

 頑張っている先に金塊があるのかどうかなんて誰にも分からないですし、金塊は実はどこにでも埋まっていますし、あるいは自分自身で金塊を生み出すこともできるのですから・・・。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。