アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

「性癖」とはアイデンティティなのか?

アラフォー童貞のODです。

 

 ある時期、自分が匂いフェチであることに気づきました。要は、異性の匂いに対して欲情するのです。それは恋愛対象である女性の匂い対しては異常であり、普通の人ならば多少なりとも「臭い」と反応するであろうものでも、それが好きな相手ならば性欲はムクムクと湧き上がりました。

 このブログでも幾度かお伝えしておりますが、かつての私は匂い(臭い)に対しての欲情を暴走させ、好きな女性の私物を拝借しては自慰行為に及ぶ毎日を送っておりました。それはもう、オナ猿と呼ぶにはふさわしく、好きな女性の匂い(臭い)ならば何回でも欲情でき、日課のように1日2回以上の自慰をしておりました。そんなことをしても、好きな人に振り向いてもらえるわけじゃないのに・・・。

 と、ここからは割愛しますが、その後はオナ禁を長期的にしたり、その女性を恋愛対象とは見なくなってからは、ほとんど匂い(臭い)への欲情は少なくなりました。まったくなくなった、とは言いません。恋愛対象ではなくなったとはいえ、ふとした時に漂ってくる匂いにムラっとすることはあります。このような感覚を覚えると、最近は「ああ、何か疲れてるのかな」というコンディションの目安にもしています。

 

 さて、私の匂いフェチについて語りたいわけではありません。世の中には男女という2つの性別があり、そして男と女、それぞれは性欲というものを備えています。これは恥ずかしいことではなく、生物としての標準仕様であり、一定の年齢になると必ず体の感覚として、肉体の反応として、異性との関わり合いとして、誰しもが生じるものです。感覚としては「あー、ムラムラする」であり、反応としては男性器が勃起したり、性行為をもってオーガズムに達したり、結果として子供ができたり、ということにもつながります。

 これらは人間という生命をつなぐためには欠かせないものです。年中発情できますし、周期でひどくムラムラするときもありますし、ある程度の年齢によって収まることもあります。

 

 しかし、誰もが同じような対象に欲情するわけではありません。全裸に欲情する人もいれば、下着姿のほうが良い人もいます。大きな胸を好む人もいれば、お尻に目を向ける人もいます。女子高生のほうが良い人もいれば、熟女や人妻に惹かれる人もいます。  もう、カテゴリーを分ければキリがありません。ポルノにおけるジャンルの種類だけ見ても、それだけ性への好み、欲情の対象、そして「性癖」というのは千差万別というのが分かります。しかし、この「性癖」で悩む人がいます。

 

 「これって、自分だけなのでは?」

 「こんなのに欲情する自分は、おかしいのではないか?」

 

 (今でもあるのか分かりませんが)友人から借りたAVに欲情ができなかったり、その友人に自分が欲情できる対象を伝えて首をかしげられたり、それこそインターネット上で自分が欲情できるジャンルが少なかったりすると、自分の「性へのマイノリティ」が気になるようになります。そして、上記のように自分の性癖に対して異常性を覚えるようになり、悩み出すこともあるのです。

 

 ここでは具体的に、どういうジャンルが性癖としておかしい、というつもりはありません。なぜならば、「性癖=アイデンティティ」というわけではないからです。このように思ってしまうから、自分の性癖、自分が興奮できるジャンルを通じて、何となく自分はおかしい奴なのでは・・・と自己認識して、他人との違いに思い悩むのです。

 

 しかし、別に悩む必要はありません。なぜかというと、人間は雑食なので1つの性だけにしか欲情できない、ということはまずありません。自分が好んで見ているジャンルのポルノがあったとして、それは単純に繰り返し見る頻度が多いだけであって、それ以外のジャンルを見たときに全く欲情しないということはありません。食事に例えると分かると思いますが、肉が好きだからと言って毎日食べていたとしても、ときどき果物も食べたくなります。甘い物が大好きと言っても、辛いものだって食べられないというわけでもありません。にんにくは食べれないけれど、ガーリックソース味のポテチは食べている人もいます。「これが好き」と言いつつ、特定のものに執着をしつつも、それ以外のものにも目移りできるのが人間です。

 恋愛関係でなくてもエッチをすることだってあります。ときには、自分の全く好みでない相手と雰囲気とノリで一晩を過ごした人もいるでしょう。普段は「あいつ、すげーブスだよな」と陰口を叩いていたのに、その女性が屈んだ瞬間にスカートから下着が見えそうになったら、ついつい見てしまうことだってあるでしょう。

 それに、お付き合いをしている人がいたり、大好きな奥さんがいたとしても、ときには自慰にふけりたいときもあります。その際、手を出すポルノというのは、お付き合いしている女性や大好きな奥さんとは違うタイプのことだってあるはずです。彼女さんや奥さんとはできないプレイやジャンルで興奮することだってあるでしょう。恋愛や愛情と性欲・性癖というのは混同しないほうが良いのです。

 

 つまり、性癖というのは、自分の中にある性嗜好・性欲が際立っている部分であり、自分の中にある性の全てではありません。もっと広い視点で見ると、性癖というのは自分の中にある1つの要素であり、自分そのもの(アイデンティティ)ではありません。そのため、自分の性癖が少数派(マイノリティ)であると思っても、それを喧伝する必要もなければ、自己否定する必要もないのです。誰かに肯定してもらう必要ないのです。もちろん、それを受け止めてくれる人がいれば嬉しいですが、そのような人に出会えなくても自分の中で大きくする必要はないのです。

 

 せいぜい、自慰行為をするときや欲情したときに、「ああ、自分はこのようなジャンルが好きなんだ」とか「自分はこのようなタイミングで欲情するんだな」と俯瞰するように、自分の中にこのような自分がいるんだと受け止めればいいだけです。私の場合は、それが好きな人の匂い(臭い)である、というだけの話です。

 

 ここまで読んでいただき、ありがとうございます。