アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

「空き時間を有効的に」なんてしなくていい

アラフォー童貞のODです。

 

同一時間帯に複数のことを処理しようとする、いわゆる「マルチタスク」は脳に負担をかけるばかりか、作業効率も質も下げてしまうという話はもはや有名です。分かりやすく言えば「~しながら、〇〇する」といったものです。

このようなことを知識としては理解しているけれど、世の中には「テレビを見ながら腹筋運動できるマシン」とか「外出先の隙間時間で書類作成できるアプリ」などといった商品やサービスなどが出回っております。

これは日本人特有なのかは分かりませんが、たくさんの作業をこなすこと、人よりも時間をかけることが良いことである、という考えを持っている人たちは多いものです。

せっかく短い時間で簡単に処理できるツールが登場しても、そこで余暇を楽しむどころか「以前より早く仕事が終わったから、別な仕事をしよう」などと、空いた時間を埋めるようとすることも珍しくありません。

 

便利にしようとしているのに、そこに新しいタスクを詰め込んで、またそのタスクを簡単に処理できるようになったら、またまた新しいタスクを詰め込んで・・・とキリがありません。

もちろん、限られた人生の中で時間を有効活用するという姿勢は素晴らしいです。また、仕事などの限られた時間で(一定の質を保ったまま)他より多く生産できれば、社会的な意義にもつながります。

どんなに新しい発想や方法をもって、それが商品やサービスという形になったとしても、「~しながら〇〇をする」とか「空いた時間ができたから、次にやろうと思っていたことをやろう」と思うのは何だか本末転倒な気がします。

 

人類がその技術をどんどん進化させようとしているのは、自分たちの生活を良くしようとするからです。分かりやすく言えば、技術進歩の意義は、これまでやってきた作業を簡略化・時短化できるようにと「便利」にしようとしていることです。ハッキリ言ってしまえば「楽」をするために技術は進歩しているのです。

 

その原点に立ち返ると、技術の発展して、それが商品やサービスなどのカタチとなって、便利にできるようになった、楽をできるようになり、そして空き時間ができるようになったならば、そこで生まれた「空いた時間」を、有効活用しようとしなくても良いという話になります。つまり・・・

 

「空いた時間」は空いたままにしていい

 

・・・ということです。

 

世の中に出回っている便利で楽ができる商品やサービスを否定するものではなく、むしろ、その意義を活かすならば、空いた時間をもっと効率的にしようとか、同一時間帯で複数のことをしようとか、どんどん新しいタスクを詰め込もうとするとか、そういう発想を止めたほうが良いという話です。

 

これは有効活用という名の「量にこだわる」ということをやめるという意味です。

 

例えば、テレビを見ながら腹筋運動ができるマシンがあったとしたら、テレビを見ることと腹筋運動という2つの量を求めるのではなく、テレビを見るならばテレビを見る、腹筋運動をするときは腹筋運動をする、と1つずつに分けるのです。

営業などの外出中に、わずかにできた隙間時間で「よし、このアプリで書類作成を済ませてしまおう」と思うのではなく、書類作成はさておき、次の営業先に訪問するまでは外の景色でも眺めたり、仮眠をとるなどすれば良いのです。

「~しながら〇〇する」「隙間時間で〇〇する」なんてしなくていいのです。個人的には、時短して概要だけ把握するために動画を早送りして見る、というのも勿体ないと思います。

 

そもそも私たちは、1度に1つのことしかできません。そして、1つ1つのことの質を維持したいのなれば、ちゃんと1つ1つのことに集中してやったほうが充実感もありますし、自分がやったこととして記憶にも定着できます。

そのためには、「この時間は〇〇する時間」と予定として1つ1つ決めるのです。もちろん、予定なのでその通りにいかない事もあります。しかし、それでも良いのです。それが自分のキャパシティと思って、次は出来る範囲内で予定を組むようにすればいいのです。

そして、もしも見込みよりも早く終わったり、時短のための工夫が功を奏して空き時間ができたならば、その空き時間はそのままにしましょう。ちょっと散歩やストレッチしたり、読書をしたり、同じく手が空いている同僚と雑談をしたり・・・というようなリラックスできる時間にすればいいのです。

注意点としては、そこで躍起になって「この隙間時間で運動を、勉強を、人間関係を構築を・・・」なんて考えるまでしないでください。そのように考えてしまうと、そこも1つのタスクになってしまい、空き時間ではなくなってしまいます。

 

時間の有効活用という強迫観念から少しでも脱却して、スケジュール帳にぽつぽつと空きができるくらいが丁度良いのだと思います。そのほうが、本当に力を発揮する場面で最良の意欲と集中力をもって成果を出すことができるはずです。それこそが、技術進歩の意義にもなると思います。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。