アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

議論を交わすときは「相手の意見に納得できないことは絶対にある」と思ったほうが良い

アラフォー童貞のODです。

 

仕事における会議でも、研究におけるディスカッションでも、友達との他愛のない雑談であっても、私たちはどうしても意見を衝突させてしまうことがあります。それは仕方ない話であり、かつ人数が多ければ多くなるほど様々な意見が出てしまうため、それらを統制するのは難しくなってしまいます。

さらに、意見の衝突が起こるのは想定外かつ突発的なことが多いものです。最初はうんうんとお互いの意見を聞くことができたのに、何かのきっかけで「いや、それは違う」というスイッチが入ってしまうのです。このスイッチがいつ、誰に入るのかは想定できません。それはお互いの性格を知っていれば防げるのかもしれませんが、それでもお互いの価値観は異なるため、ときには「え、今の考えの何に怒ったの?」とキョトンとすることだってあります。

ここで冷静にお互いの意見と理論を展開できれば良いのですが、大抵の場合はそうはいきません。途中からケンカ腰になってしまい、ひどい時には話していたテーマなんてそっちのけでお互いの人格否定になってしまうこともあります。

 

このような状態になってしまうのは、お互いが「自分の考えが正しい」という前提のもとに意見を言い合うことに要因があります。どんなに1人1人の考えが違うと分かっていても、それぞれの価値観はそれぞれであると理解していても、どんなに控えめに意見を言っていても、自分の中にあるものが一番であるという確固たる自信は誰にでもあるものです。

自己啓発本などには「自分が正しいと思ってはいけない」と書かれているものですが、結局は自分の考えを第一としてしまうのが人間です。それはそうです。今まで生きてこれたのは、主に自分の考えを大切にして選択してきたからです。それを否定するということは、それまでの人生を否定することでもあります。つまり、「自分の考えが正しいと思ってはいけない」という教えは、ある種「生きるな」ということと同じです。

 

では、自分の思った通りに好き勝手に生きて良いのでしょうか? 自分が正しいと思うことだけを選択すれば充実感のある人生を歩めるのでしょうか? 誰かと議論を交わすときに自分の考えだけを主張し続けていれば、周囲も笑顔になるのでしょうか? ・・・もちろん、そんなことはありません。ここで他者と話し合いをしているときに気を付けることをまとめます。

 

まずは、自分の考えは大切にしておいて問題ありません。自分の考えはこれまで自分がしてきた選択から得らえれた学び、周囲からの教えなどからできており、現在の自分自身を形成しているものです。何一つ否定する必要はありません。しかし、それは他者も同様です。相手だって現在のあり方を形成してきた要素はあります。そこには自分の考えと相反することだって絶対にあります。

 

つまり、話し合いにおいては「自分の考えが正しいと思ってはいけない」というのではなく、「相手の意見に納得できないこともある」と言い換えしてみるのです。上記でもお伝えしたとおり、意見が衝突するのは想定外かつ突発的な場合が多いです。心構えができないので相手の意見を受けれることができず、かつ自分の考えも大切にしたいので感情的になって自己主張ばかりになってしまうのです。

ならば、他人と会話をする前に常に「これから話をするけれど、相手の意見に納得できないこともある」「もしかしたら、相手の話にムカつくかもしれない」と少し構えておくことも必要であるのです。

 

とはいえ、これは心に壁を作るという意味ではないですし、相手の話の内容に警戒するということでもありません。ただ意図的に態度や姿勢に表せばよいのです。それこそ、一般的に良く聞かれるコミュニケーションスキルを行うだけです。それは例えば、人の話をひたすら聞くことに徹する「傾聴」だったり、相手に話すときには「話す内容よりも話し方に注意する」ということだったりします。

 

ここで1つ、相手の話にムカついたとき・納得できない内容だったときの態度を紹介します。これは私自身が仕事の場面でよく使っているものです。それは・・・

 

「できる限り、意識的に、ゆっくり反応する」

 

・・・というものです。

例えば、相手が「こっちのほうが絶対うまくいくって!」と主張していることに、こちらが不快感や怒りが湧いてきたら、「そっかー・・・うーん。そっちのほうがうまくいくかもしれないかーーー」と相手の言葉を反復したり、「うーん」などと何か考えているふりをしながら自分の中でネガティブ感情が湧き上がっているのを確認しつつ、それが霧散するのを待つのです。もしかしたら、相手がそんな態度にイラつくかもしれませんが、少なくともこちらは冷静になることができます。

 

色々と書いてきましたが、人間は完全に分かり合うことは無理ですし、現在は重要だと思っているテーマだって時間が経てばどうでも良くなるものばかりです。

そもそも、人間同士が話し合いをするのは「何かしらの課題を解決すること」「今の状況をより良くする」という目的があるからです。しかし、気づいたら自分の意見を採用してもらうことにお互い躍起なってしまうから衝突が起こるのです。

コミュニケーションは相手の考えに寄り添うことも大切ですが、話がこじれているときは、「そもそも、何のために話し合いをしているんだっけ?」という原点に立ち返るべきなのです。そして自分のことならば、自分の考えが駄目なのではとか責めるよりも「そもそも自分は何でこういうことを考えているんだっけ?」と思うことが実は近道だったりするのです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。