アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

自分と同じ趣味の人に出会っても、まず落ち着く

アラフォー童貞のODです。

 

出会いは突然とは言いますが、自分と同じ趣味の人に出くわすときがあります。それはスポーツや音楽のジャンル、ドラマや映画などといった世間的に広く認知されているものもあれば、特定のアイドルや芸能人、専門の知識や技術を要することなどのニッチな分野もあります。

広く認知されているものは誰もが表面的に楽しめるため、話を振られてもそれなりに会話は成立できます。しかし、ニッチな分野になると、話を振られてた人は何を言えばいいのか困ります。そのため、その分野がとても大好きであっても、話せる人がいないと知っているがゆえに次第に自分だけの世界にこもりがちになります。

もちろん、自分が好きなものは独りで楽しみたいという人もいるでしょうが、人間は他者とのコミュニケーションがあって生きております。それに承認欲求だってありますし、自分が好きなものに正当性を求めることだってあります。何より、自分が大好きなことは語れるならば語りたいものです。それを公然に言ったところで無駄だと分かっているので、口を閉ざしているだけというのが現実というものです。

 

しかし、そんな状況において、あるとき身近な人や一時的に関わった人が、自分と同じ趣味や嗜好をもっていると分かったら嬉しいはずです。それは公然と判明したわけではなく、ほんのわずかな片鱗を見ただけでもドキドキするものです。

例えば、いつもは雑談すら交わさない同僚のデスクの近くを通りかかったとき、その同僚のパソコンの壁紙が自分の好きな〇〇だったらどうでしょう? この〇〇には、例えば、自分が好きなスポーツ選手やアイドル、車やバイク、アニメや特撮、ミリタリー系、アウトドア・・・何でも入れることができます。カバンやスマホにその〇〇のキーホルダーなどのグッズを付けているということで分かることもあります。グッズで言うならば、マグカップや文房具といった実用的なものもありますので、そこから気づくこともあります。

もちろん、本人は好きとか嫌いではなく、よく知らないけれど単純にデザインが気に入ったとか、可愛いから使っているからとか、貰い物をせっかくだから使っている、なんてこともあるでしょう。

それでも、それまで周囲に誰も自分の趣味を語る機会がなかった日々において、そのようなきっかけを見つけたときは、よくわからない高揚感に包まれるのは確かです。それを見つけた瞬間、思わず「あっ!!」と声を上げてしまうかもしれません。そのくらい自分と同じ趣味や嗜好の人に出会えたということは、嬉しいことなのです。

 

さて、このようなとき、皆さんならどうするでしょうか? 思い切って「ねえねえ、これ好きなの? 実は私も好きなんだ!」と声をかけるでしょうか? それとも「いやいや、もう少し様子見だ。もしかしたら、貰い物を使っているだけかもしれない」と慎重になるでしょうか? あるいは「仮に同じものが好きだからって、話が合うと限らない」と、やはり孤独の道を歩むでしょうか? ・・・まあ、答えはない問題ですね。

 

とはいえ、1つだけ言えることは「まずは落ち着こう」という話です。

 

期待に胸を膨らますのは仕方ありませんが、同士に出会ったと思って急激にテンションを上げてしまったがために、せっかく同じ趣味をしていても引かれてしまうは避けたいところです。別にナンパしているわけではないですし、お笑い芸人でもないので会場を笑いで包もうなんて思う必要もないのです。

それでも、同じ趣味の人を見つけたときにテンションを上げてしまうのは、同士を見つけたという喜びとともに、それまで誰も入ってこなかった「自分の領域」に入って来てくれた人がいる、という錯覚があるからです。それはまるで、それまで友達がいなかった人が初めて自分の家に友達が来るとき、もてなし方が分からずに空回りしているような状態です。

 

ではどうすれば良いのかと言うと、再三お伝えしますが、同じ趣味の人に出会っても、まず落ち着くということです。そのうえで、「この人は自分と同じ趣味かも」という片鱗がある人に対して話しかけるならば、あくまで自然体でいることが適切です。

また、「え、これ好きなの!? 実は俺も好きなんだ!!」「え、マジで!? 俺以外で好きな人に初めて出会った、マジ嬉しい!!」なんていう展開を期待しないで下さい。飲み会などのレジャー的な場では問題ありませんが、例えば職場でそんなことをやられたら周囲は何事かと思います。(というか、かなり迷惑ですのでやめましょう)

 

話しかける前に思うべきことは、「自分と同じレべルで好きだといいな」とか「自分が好きなものを理解してもらえればいいな」とは考えないことです。それは、好きなものという共通認識を利用して自分語りをすることを予防することになります。

また、仮に相手が自分と同じ趣味を持っていたとしても、その人にとってはたくさん好きなものの1つでしかないことだってあります。アイドルが好きだからと言って四六時中考えているわけではなく、仕事に慢心したり、学業に専念したり、スポーツだって大好きかもしれません。自分が好きなものの割合が10割だとしても、同じ趣味や嗜好をもっている相手においては全体の1割かもしれません。

そして、同じ趣味であっても楽しみ方は人それぞれです。釣りが趣味といっても、ルアーを変えながら試行錯誤するのが好きな人もいれば、ひたすら量や大きさにこだわる人もいます。ただ釣竿を垂らしてぼーっとしているのが好きな人だっているでしょう。そこに対して自分のこだわりを力説しても、「この人とは話が合わないな」で終わる可能性であってあります。

 

自分と同じ趣味の人に会えると嬉しいのは確かです。しかし、まずは落ち着いて相手が本当に同じ趣味なのかを確認しましょう。そして、それが確定したとしても、その人の熱量も楽しみ方も自分とは違うだろうという前提で、そこから一歩踏み込んだ語り合いをすることをお勧めします。大切なのは、同じ趣味であっても、自分も楽しみつつ、相手も尊重することです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。