アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

学ぶことに疲れたら、文学に触れてみてほしい

アラフォー童貞のODです。

 

「何かを学ばなければ」「時間を効率的に過ごさなければ」とばかり思っていると、疲れてしまいます。実際、私もそのようになるときはあります。特に肉体が疲れているわけではないし眠気が襲ってくるわけではないのに、自分好みの興味深いことが書いているのに、脳が受け付けを拒否している何だか集中できない・・・そんな状態。

このようなときは、意思の力を高めるとか集中力アップの方法とかを試しても効果はあまりありません。このような状態に対して、医学や心理学などでは理由を説明できるのかもしれませんが、結局のところは何をしてもダメな状態であることは変わりありません。無理に本のページを進めても、文字が目に入ってくるだけで思考や記憶に響かないのです。

 

本を開いても何も入ってこない・・・このようになっている事態として、実は肉体が疲れているとか、精神的に落ちているとか、脳がパンクしているとか色々な原因はきっとあるのでしょうが、それを考えることすらままならないので、手の施しようがありません。疲れが原因とするならば、もういっそ「たくさん寝る」というのが一番の対処法なのかもしれません。しかし、肉体が疲れていないし特に眠くもないのに、無理に寝るとか休むというのもストレスな話です。

 

そこで1つ提案があります。

同じ読書という行為をするしても、知識や考え方を修得するのではなく、「文学に触れてみる」をしてみてはいかがでしょう。

 

文学と言っても、有名な文豪が書いたものでなくても良いです。古語的な言い回しをするような小難しい話でなくてもいいです。むしろ、現代を舞台にした短編小説がお勧めです。

 

ポイントは、わずかの情報量で簡単に情景がイメージできることです。かつ、ハラハラやドキドキという感情の起伏があまりない、アクションでもサスペンスでもホラーでもない、かといって世界中が感動するタイプのものでもない、何てことない日常を切り取った内容でいいのです。「・・・え、これで終わり?」と思うようなもののほうが良いです。

 

大切なのは、本を読むときに「何かを得よう」「この時間を有効に使おう」「自分の生活に活かそう」「今後の自分にプラスになればいい」といったことを考えないことです。ただただフィクションの登場人物のあり方や人生を除いて、何か思いを馳せたり、かといって結局は物語だから活かそうとも思わずに、ふわっとした状態でいいのです。

極論を言うと、絵本でも良いです。絵本を開いて、挿絵と短い文章から何かを学ぼうとなんて思わないはずです。「ほーん」と絵をぼーっと眺めるという贅沢な時間を過ごすだけで良いのです。

 

そもそも、多くの人は読書といった行為に高尚さを見出しすぎです。確かに知識や技術や考え方を学ぶといううえで読書は重要ですが、本来は興味の延長であり、何かを修得するためのプロセスや手段でしかありません。1冊の本を読み終えたときに「この本からは何も得られなかった」「自分には合わなかったな」と思っても良いのです。

無駄な時間と言えば無駄な時間と思われますが、人生なんて無駄な時間だらけです。何かを学べなくてもいいですし、何かに活かせる知識や技術を習得するだけが人生ではありません。また、学習という行為だって、知識や技術を知った人が同じレベルで理解して、同じように活用する(できる)なんて考え方は軍隊的過ぎます。「こういう考え家があるのか・・・なら、こういう別な考えもできるのでは?」という自分勝手な広がりを見せていいのです。他人から「その考えはないよ」と言われても別に構わないのです。

 

本を読むなんて、本来は自分の好きにイメージして、自分の好きに解釈していいのです。しかし、知識や考え方の本ばかり読んでいると、時々それが分からなくなってしまいます。こうなると脳は疲れてはいないのに、「あれ、こんなに知識を詰め込んでどうしたいんだっけ? 何かに活かさなきゃいけないのでは? 読むからにはちゃんと覚えなきゃ理解しなきゃ」とオーバーヒートしてしまうのです。

だからこそ、知識や考え方を修得してばかりの読書から少し距離をおく目的として、文学という好きにイメージしていい読書スタイルもしてみるのです。言ってしまえば気分転換のようなものです。私自身、全然頭に入らないとき用に短編小説を買っておいて、実際に集中力が続かない状態になったら今読んでいる本を脇において、物語の世界に没頭します。何かを覚えなくていいと思うと気楽なものであり、しかも頭がふわっとしている分、何てことのない物語の一場面なのに、妙に学べることがあったりすることもあります。

 

ちなみに文学に限らず、絵画や音楽だって同様です。多くの人は、芸術分野となると、どうしても当時の歴史や作者のあり方・観点や考察など、作品を知識で見たり聞いたりする傾向にありますが、実際は好きに感じて良いのです。「こう見なきゃ、こう聞かなきゃ」「こう見るのが正しい、こう聞くのが通だ」なんて気にしなくていいのです。

 

本記事では文学や絵本を推奨しましたが、「お勧めは何?」と思われるかもしれません。まあ、色々とありますが、個人的には本屋に足を運んでみて、小説コーナーをぶらぶら歩いてみることをお勧めします。すると、「なにこれ?」と思うようなタイトルに行き会うものです。そのようなときは1つの出会いであり、他に本を眺めてみるけれど、心のどこかで「さっきの小説が何か気になる」と思ったら、それは買い時だと思います。そして買った後もすぐに読まなくていいので、ふとしたときにページを開いてみればいいと思います。こういう出会い探しも無理にやるのでなく、文学に触れるときと同じようにふわっとした感じで気楽に触れれば良いのだと思います。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。