アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

欲望に抗う必要はない

アラフォー童貞のODです。

 

人間にはたくさんの欲があります。マズローの法則は有名ですが、特に三大欲求である食欲、睡眠欲、性欲は誰でも共通する欲と言えます。これらは人間という動物として標準に備わっている欲求であり、さらに社会という集団で生きる人間においては、承認欲求や自己実現欲求といった生存とは別に求めてやまない欲もあります。

 

欲は悪いものと認識されがちですが、現在私たちが享受している文明や文化は、元をたどると「こうなったらいいな」「こういう物があればいいな」といった欲から出発しております。特に娯楽なんてものは生存において本来は必要ありませんが、現代においては食事や睡眠などの生存的な欲よりも追い求める人は少なくありません。例えば、ギャンブルは金銭面で生活に影響しますし、タバコなどは健康面で悪影響を及ぼします。

だからといって食欲を優先しすぎても、好きなものばかり口にしていれば肥満になります。睡眠は大切ですが、長い時間寝ていれば良いというわけでもありません。欲とは適切に付き合わなければいけないのです。

 

・・・と、このように書くと「禁欲」という言葉を思い浮かべる人は多いと思います。しかし、上記でもお伝えしております通り、欲というものは決して悪いものではありません。生存するために必要なアラームにもなりますし、社会といった集団を発展させるきっかけにもなります。そのため、よほど過剰に欲に溺れていない限りは禁欲するところまでいかなくても問題ない、というのが個人的な見解です。

 

もっと言えば、欲望には無理に抗う必要はありません。

むしろ、自身の欲望には向き合ってあげるべきです。

 

とはいえ、これは欲望のままに行動しても良いという話ではありません。そもそも、欲望のままに行動すると、最終的に困るのは自分です。例えば、運動もせずに食欲のままに食べると全身に脂肪がついていき、内臓にも悪影響を及ぼし病気にもなるリスクも高まります。(一般的に考えとして)見た目もよろしくありませんし、着る服だって限られるようになります。

また、よほど有能性のある人でない限り、初対面の人から身近にいる人からも良い印象はもたれません。特に昨今では、ビジネスの場において引き締まった日肉体の人のほうが信頼性を持たれるということも分かっております。

もっと視野を広げると、食欲のまま生きることは自分以外の人たちにも迷惑を掛けます。例えば、自分が肥満がきっかけで病気になったとき、改善しないままだと最終的には家族や親戚の手を借りなければいけなくなるかもしれません。それは病院にかかるだけでなく、何かしらの手続きなども含まれます。さらに、医療コストや社会資源を使うことも考えると社会にも迷惑をかけます。

食欲のままに生きていた結果、自分自身だけでなく身近な人や社会にも迷惑をかけることまで考えると、食欲という欲望とは絶交するくらいの覚悟が必要と言えるのかもしれません。

 

・・・何だか話が行ったり来たりして恐縮ですが、ここまで言うと「やっぱり欲望には無理してでも抗ったほうが良いんじゃん」「今こそ禁欲しなければいけない!」と思われてしまいますが、改めてお伝えしておりますとおり、そこまでする必要はありません。

 

大切なのは、自分の中に湧きあがった欲望に対して、自分がどう行動をとるかを「選択」することです。

 

例えば、食欲が湧いたまま好きなだけ口にしてしまうと、当然ですが体重はどんどん増え、脂肪は溜まっていきます。しかし私たちは人間です。理性が備わっています。つまり、食欲が湧いたときに「食べるか」「食べないか」を選択することはできます。そこで「食べない」という選択をとればいいだけの話です。

なお、ここで言う食欲は、あくまで栄養摂取を目的としたもの以外を指しておりますので、言ってしまえば朝昼夕に適切に食事を済ませているうえで、さらに食欲が湧いているならば別に食べる必要はありません。そのうえで「朝昼夕と三食すでに食べている。しかし、ラーメン屋の前から美味しそうな匂いがしてくる・・・食欲が湧いてきた」となったとき、私たちは「せっかくだし食べよう」と選択することもできますし、「いや、ラーメンの匂いにお腹が鳴りそうだけれど食べなくても問題ない」という選択もできます。それぞれの結果、そしてそれぞれの選択を継続した未来にどうなるかは想像がつくはずです。

 

この考え方は感情も同じです。相手の発言にムカっときたときに、黙っていることもできますし、冷静に反論することもできます。怒りのままに相手を殴ることだって選択肢としてあります。しかし、その結果については相手や場面ごとに想像はつくでしょう。黙っていればやりすごせてトラブルにならないかもしれませんし、冷静に反論してみたところ意外に相手も謝罪するかもしれません。あるいは反論によって相手もヒートアップしてしまうかもしれません。

しかし、怒りのままに相手を殴ることが良くないことは、誰でも分かるはずです。だからこそ多くの人はグッと堪えたり、怒りを抑えながらも反論の言葉を探したりするのです。それは「殴るという選択をすれば、絶対に悪い結果しか起きない」ということを理解しているからです。それでも殴ってしまう人がいるのは、その人の中で相手は敵であり、目の前の相手を排除しないと自分の身に危険が及ぶという(原始人としての)反応に由来しての選択をとっているのです。暴力に走ることは絶対に良くないですが、そのような行動に出てしまった人もまた、それなりの理由をもった選択をしているのです。

 

最後に。

欲そのものは悪いものではありません。むしろ、人間には必要なものです。

しかし、欲に流されてばかりなのは良くないことは誰しも理解しているでしょう。

その中で私たちの中に欲が湧いたときには、まず「ああ、自分の中では今このような欲が湧いている」ということを認めてあげることです。

そのうえで「では、この欲望に対して自分がどう行動(反応)しようか」ということは誰にでも選択権がありますし、選択することができる、ということをご理解ください。

 

ここまで読んでいただき、ありととうございます。