アラフォー童貞は〇〇と考える

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コミュニケーションとは「陽キャになる」という意味ではない

アラフォー童貞のODです。

 

いつの頃からか「コミュニケーションスキル」という言葉が使われるようになりました。本屋さんには話し方、伝え方、聞き方、雑談力といったタイトルの本が必ず平積みされていおります。インターネット上でも類似のテーマを検索すると、星の数ほどの情報がヒットされますし、動画でもコミュニケーションテクニックなどを実践で学べることも可能です。

 

・・・しかし、何でしょう。これだけ情報がたくさん溢れているのに、どうして多くの人はコミュニケーションに悩んでしまうのでしょうか?

この理由の1つとして、コミュニケーションを「陽キャになる」と勘違いしているからだと思います。確かに明るい性格のほうが印象は良いですし、物事を前向きに考えている傾向にあるため接していて悪い気はしないでしょう。特に一人きりで周囲とどう接していいのか分からない環境にいるとき、明るく話しかけてくれる人がいたならば嬉しいと思います。しかし、だからといって無理に明るい振る舞いをするのは無謀と言えますし、「明るい人=陽キャ」と思い込んでしまい、「いや、自分は陰キャなので、陽キャみたいな真似は無理っすわ」と諦めてしまうことになります。

 

別にコミュニケーションとは、明るく振る舞うことではありません。陽キャのような存在になることでも、日常を充実させなければいけないわけでもありません。SNSで自分の生活を発信することもしなくていいのです。

 

そもそも、コミュニケーションの目的は「他者との意思疎通」です。明るく接することは意思疎通の入り口としては話しやすさという意味で大切です。しかし、そこで一方的に自分の話をする人がいたり、したくもない雑談に巻き込まれたり、言いたくもないのに自分の日常を聞かれたりしても困るだけです。それはコミュニケーションではありません。そのため、コミュニケーションにおいて「陽キャのようにならなければ」とか「面白い雑談をしなくては」など思うのは、ポイントがずれております。それって結局は自分が良く見られたい、嫌われたくないだけの話です。

 

他人の話を聞くこと、「傾聴」に関しての本もたくさんあります。確かに自分の話を一方的にするよりも、話を聞いてくれる人のほうが印象が良いのは周知の事実です。傾聴とは、相手が何を言っているのかに興味をもって、理解しようとして、可能であれば共感してあげることです。

しかし、ただ話を聞くだけというのは、下手をすると「話を聞いているふり」に見られてしまう可能性もあります。人によっては「この人、話を聞いているように見えるけれど、本に書いているテクニックをやっているだけじゃん」と見透かされてしまう恐れもあります。話すことも聞くことも、ある種の実践と経験、そして慣れも必要となることを覚えておいた方が良いです。

また、コミュニケーションにおいて気を付けなければいけないのは、ある程度のレベルまで親密になったときに距離感を間違えたり、相手を決めつけてしまって興味をなくしてしまうことです。「この人がこういう話をするということは、こういう反応しておけばいいだろう」と高をくくってしまうと、相手から「私の何を知っているんだ!」と反感を受けてしまう可能性もあります。前に聞いたことでも、分かったふりをせず、手を抜かずに聞くときはちゃんと話を聞きましょう。どんなに心理学が発展しても、人間との会話や心の機微はアドベンチャーゲームの選択肢ではないのです。

 

・・・何だか、コミュニケーションに係る本や情報をけなしているような内容でしたが、別にこの手の本を否定しているわけではありません。むしろ、私自身も定期的に読みますし、自分の勘違いや驕り高ぶっている振る舞いに気づかされることが多々あります。また、社会の変化によって人間の考え方も移り変わるため、アップデートすることも大切だと考えております。

しかし、それでも変わらないことはあります。それは明るく振る舞うことでも、陽キャのようになることでもなく、雑談ができることでもありません。それは、まずは「挨拶」をきちんとすることです。きちんとした挨拶とは、ちゃんと相手に顔と体を向けて、「おはようございます」「こんにちは」「お疲れ様」「またね」といったことを言えることです。コミュニケーションで悩んでいる人の多くは、このような「相手に向けた挨拶」ができていないものです。

挨拶はたった1秒程度で済むコミュニケーションです。まずは、これをしっかりと行うことから始めてみてはいかがでしょうか。そのうえで、「今日はちょっと明るく挨拶してみよう」「いつもより声のトーンをあげてみよう」と頑張ってみればいいのです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。