アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

「新しいことに挑戦」しても続かない理由

アラフォー童貞のODです。

 

自分を変えたいときやマンネリな日常から脱却したいと思ったとき、「何か新しいことに挑戦しよう」と思う人は少なくありません。それ自体は悪いことではないのですが、実際にやることとして、自己啓発本を手に取ったり、インターネット上で趣味を検索してみたり、資格取得を考えてみたり・・・と割と見るものは決まっているのではないでしょうか?

これは個人的な見解ですが、このような流れを作っているのは企業だと考えております。自分を変えたいと思っている人たちは「新しいことを始めなくてはいけない」「挑戦することが新しい自分になれるカギである」という発想になってしまうため、企業がビジネスチャンスと目を付けるのです。そうして、本や資格や趣味といった形で商品やサービスなどに結び付けるのだと考えております。痩せたいとか健康思考のワードで検索すると、ダイエット商品やサプリメントやスポーツジムの広告や商品PRが出るようなものです。

 

このように書くと、自己啓発や趣味、資格などの商業に対して非難をしているように思われてしまうかもしれませんが、そうではありません。むしろ、社会的ニーズがあって、自分では何をして良いのか分からない人たちにとっては、お金を払ってでも自分を変えたいと思っているならば渡りに船です。そして、企業が提供する商品やサービスをきっかけに自分のあり方や日常生活だって変えた人はいるでしょう。最低限、倫理観や法律に沿っているならばビジネスとしても、自分を変えたいと思っている人たちにとっても意義はちゃんとあります。

しかし、誤解しないほうが良いのは、企業が提供する商品やサービスを手に取ったとして、あるいは自力で新しい挑戦をしたとして、すぐに自分が変わることも、マンネリな日常も変わるものではありません。「何かしなくちゃ」「新しいことに挑戦しなきゃ」と考えている人は、上昇志向があるように見えますが、どこか他人まかせのうえ、即効性を求めすぎているように見えます。そのため、新しいことに挑戦したはいいけれど、いざ始めてみるものの、自分で良いとは思っていないため面白みも感じず、目に見える形になるのは時間もかかるため遂には飽きてしまうのです。

 

そもそも、人間は新しいことに取り組みたくないもの。これは怠け者という意味ではなく、できれば危険のない同じ環境で生きていきたいという、生物としての自然なあり方です。新しいことに挑戦するということは、ある意味で環境を変えることであり、それに対して危機感や恐怖心を感じるといっても良いのです。

そのため、新しいことに挑戦することの動機が「自分を変えたい」「マンネリな日常を変えたい」という、危機感や恐怖心を乗り越えてまで環境を変えるほどの話ではないと、続かないも仕方ないと言えます。

自分を変えたいという気持ちは本物だと思いますが、残念ですが(私も含めて)多くの人は「何となく自分を変えたい」「何となくマンネリに思える日常を変えたい」という「何となく」という漠然とした動機です。それに対して自分の中にいる危機感や恐怖心を感じている部分が「ああ、これはそこまで変えたいと思っていないな、大丈夫」と思ってしまうと、どんなに色々なものに手を出したところで、「新しい私、デビュー!!」「挑戦した結果、輝かしい未来が待っている!!」と思ったところで、期待ばかり先行してしまうと成果が出ない初期段階で飽きてしまうのです。

 

・・・何だか、夢も期待もない話ばかりしましたが、幾度もお伝えします通り、新しいことに挑戦すること、自分を変えたいといったことは大切なことです。しかし、あまりそこに自分の人生に変化をつけられると期待しすぎても、そこまで大きな変化はないのが現実です。むしろ、期待し過ぎず、それこそ「何となく」始めて、ちょっと楽しいくらいを「何となく」続けているうちに、あるとき自分の変化に気づいたり、それを見た周囲に評価してもらえるものです。そのくらい、新しいことを始めたとしても、その結果は実にゆっくり、じわじわと、本人も忘れたころに現れます。

 

しかも、新しいことを「何となく」始めて続けていると、これまで自分が普通だとかマンネリと思っていた日常もじんわり変化していきます。例えば、いきなり10kmのランニングはきついので10分のウォーキングを始めてみたところ、何となく毎日やっているうちに寝付きも良くなって、疲労が少ないとイライラも少なくなり、人に対しても寛容になりやすくなるので話しかけられるようになる・・・ということもあります。何だか眉唾みたいに思われますが、10分のウォーキング以外は、「睡眠」「健康」「感情」「コミュニケーション」といったこれまでの日常に含まれるものです。決して大きな変化ではありませんが、「いい感じ」と自分や生活が変わったかもと感じるのは、「何となく」の積み重ねです。

 

新しいことに挑戦しようという気持ちは大切ですが、その動機が「何となく」からくるのであれば、あまり過度に気負わないほうが良いと思います。それこそ、ちょっと気になっていることを「何となく」始めてみたり、日常ですでにやっている雑務などをちょっと時間をかけて「何となく」続けてみることをしてみてはいかがでしょうか?

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。