アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

「過去は振り返らない」はもったいない

アラフォー童貞のODです。

 

「過去は振り返らない」「前だけ向いて生きていく」というのはポジティブなように思えます。それは人間は過ぎ去った過去を取り戻すことはできず、未来に通じる「今」を生きるしかないという考え方によるものと思われます。

確かにその通りです。私たちは過去に何があったからといって、何かをしでかしたといって、何かを成し遂げたとして、結局はそれらは「今」を生きるうえで消え去ってしまったことであり、これからという未来につなぐには「今」を精一杯生きるしかありません。そういう意味では「前だけ向いて生きていく」というのはアリだと思います。

 

しかし、「過去は振り返らない」というのは首をかしげてしまいます。

個人的には、たまには過去は振り返ったほうが良いと思います。それは良いことも悪いこともです。

 

「え? 悪いことも振り替えるの?」と思われるかもしれませんが、悪いことも振り返ったほうが良いです。過去に"黒歴史"をテーマにした記事を書きましたが、たまには黒歴史も含めた悪いことも思い出して、痛い思いをすることも必要なのです。

逆に良いことばかり振り返ったとしたら、どうでしょう。「過去の自分は良かった」「過去に自分はこういう成果を出した」といったことばかり挙げていたら、変な自信を抱いてしまって「今」も未来も変な方向に向かってしまいます。だからこそ、悪いことを振り返ることでバランスをとるのです。

 

ここまで書くと、そこまでして過去を振り返る必要はないのでは、と疑問に思われるかもしれません。まあ、言ってしまえば無理に振り返る必要はありません。しかし、良しも悪しも過去を振り返ることは意義があります。それは「今の自分のルーツを知る」ということができることです。

 

単独で自分という存在を確立した人はおりません。必ず他者や社会との関わりによって、影響されながら学びながら人格や考えを構築します。それらはすべて過去となります。そして影響されたことや学習したことは「今」に無意識に結びついています。誰もが経験したことがあると思いますが、自分が遭遇した出来事に対して「ああ、あのときのアレはこういうことか」とつながることはないでしょうか。

 

例えば、自分が仕事で部下をもったとき「こまめに報連相してって言ってるでしょ」と指導したとして、ふとしたときに「自分もこうやって注意されたな」とか「ああ、昔上司から言われたことと同じことを言っている」と気づくようなものです。すると、かつて怒られたときの自分と目の前で注意している部下が重なり、ちょっと部下に対しての言い方も「今度から気を付けてね」と穏やかになったり、「まあ、こう言っている自分も同じことで注意されたよ」と共感を伝えることもあるのです。

ちゃんと上司から注意されたことという過去が、今の自分のありかたのルーツになっており、そして「今」の自分がこれからどうするのか(部下に感情的に注意するのか、共感をもって注意するのか)につなげることができるのです。

 

何だか理想論のように思われるかもしれませんが、このあたりは日記などで自分のことを記録している方ならばご理解いただけると思います。あるいはインターネット上に投稿した履歴を見る機会がある方も、似たような実感があるのではないでしょうか。

私たちは「今」を生きることしかできませんが、これからを考えるうえで「過去を振り返る」ということも必要なのです。それはトラブルの予防線になったり、行き詰ったときに自分の軸を確認することにもなります。

 

別に頻繁に振り返らなくても良いです。何かうまくいかないとき、感情的になりそうなときなどに「うーん、昔はどうだったっけ?」とぼんやりでも良いので過去に思いを馳せる時間を設けてみてはいかがでしょうか。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。