アラフォー童貞は〇〇と考える

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こちらが好意を示しても、相手から好意が返ってこない理由

アラフォー童貞のODです。

 

人に好かれるのは悪い気はしないものです。学生でも社会人でも「〇〇さんが、あなたのこと気になるって言ってたよ」などと言われたら、相手の気持ちを直接聞いたわけでもないのに、その日から意識してしまうでしょう。もちろん、どんな相手でも好きと言ってくれるならばウェルカム、というわけにはいかないでしょうが、それでも好意というものは承認欲求を満たしてくれることは確かです。

 

しかし、好意というのは厄介なもので、歪んでしまったりこじれてしまうことがあります。「こんなに好きなのに、どうして分かってくれないの!?」というのも、好意が歪んだりこじれた結果と言えます。いくらこちらが好きと思っていても、相手が悪い気がしないとしても、自分の好きが相手にそのまま伝わることはありません。また、相手も自分と同じように好きになってくれることもありません。

心理学には『返報性の法則』というものがありますが、こちらが好きと思えば相手も好きを返してくれてもいいはず・・・と思うかもしれませんが、そう簡単にいったら世界から争いはないでしょうし、恋愛でトラブルになったり失恋で落ち込むことだってないはずです。

 

このように、こちらが相手を好きな気持ちを持っても、それを相手に示したとしても相手が同様の感情を抱かないのはなぜでしょうか? これは付きまとうなどの悪質な好意の示し方をしているとか、当人の身なりや人間性に問題があるといった場合を除いてみると、次のようなことも考えられます。

 

自分が伝えている「好き」という気持ちが、相手にとって「こう好かれたい」という気持ちとマッチングしていないから。つまり、「好き」のミスマッチが生じているからです。

 

ちょっと分かりにくいと思われますが、これは恋愛以外の人間関係やビジネスでもありがちな話です。例えば、悩みを打ち明けたのに余計なアドバイスをされたら「そういうことを言いたいんじゃない!」と怒ることがありますが、これは悩みを聞いて欲しい・共感して欲しいというニーズがあるのに、それをアドバイスして解決してあげようという対応をされたからです。ビジネスの場面で言えば、「ものすごい技術の商品ができました!」とリリースされたものの、ユーザーから「いや、別にいらないっす」「何に使えばいいの?」と言われたらお終いです。

反対に、悩みを聞いて欲しいと思っている人の話を黙って聞いてあげたり、「大変だったね」「頑張ったんだね」などと返してあげたら、それは悩みを打ち明けた人のニーズを満たしてあげています。また、世の中で人気の商品だって「こういう困りごとを解決してくれる」「自分の生活を改善してくれる」というニーズを満たしてくれるものがヒットします。求めていないものを提示されても、相手は不快に思うだけです。

 

さて、話を戻しますと、こちらが相手に提示した「好き」という気持ちは、果たして相手にとっての「こう好かれたい」というニーズを満たしているでしょうか? 言い換えると相手の承認欲求や自己肯定感を満たせる「好き」になっているでしょうか?

 

それが成立していないならば、こちらが提示している「好き」が相手のニーズに合っていないということを意味します。

あるいは、もうすでにその相手にはニーズを満たしてくれるだけの相手(恋人や友人、家族など)がいて、こちらの「好き」に対して「うーん、今は間に合っているかな」と思っているのかもしれません。お腹いっぱいのところに上質の料理を出されても困るようなものです。

 

・・・となると、しかるべきタイミングを見計らったうえで、相手にとって適切な「好き」やニーズに合った好意を示せばいいということになります。そうすれば、相手も自分のことを好きになってくれるはずとなりますが、まあ、そんな簡単にいかないのが現実です。まずは「好き好き」と好意ばかり伝えていた考えを改め、かつ相手が求めている好意を知る必要があります。しかも、人間の気持ちは一定ではないので変化も踏まえた人間観察をする必要があります。その中には好意をもっていた相手の嫌な部分も見てしまうことになるでしょう。そして、そんなことをしているうちに好意も萎えてしまう可能性もあります。

 

誰かに好意をもつということは大切です。伝えることだって勇気はいるでしょう。

しかし、好意は簡単に返ってくるわけではないという前提をもったうえで、かつ相手のことを知る・受け入れるという努力も必要である、ということを念頭においたほうが良いのかもしれません。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。