アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

「子供向けだから買わない」という見栄は必要なのか?

アラフォー童貞のODです。

 

ふとした瞬間に、年齢を重ねての自身の変化に気づくことがあります。例えば、以前はこだわっていたことが「まあいいか」と寛容になることもあれば、反対に気にも留めていなかったことに執着や反発心を抱くこともあります。

それまでの自分が物を知らなかったからということ、反対に物を知るようになったこと、何かを追い求めて躍起になっていたこと、ようやく手に入れたものが大したものでなかったと分かったなど・・・そういった自身の経験があってのことでしょう。また、世の中の変化に適応してきたこと、周囲からの教えや他人との価値観の相違といったことからも学びがあったのだと思います。

しかし、対象や表現が変わっただけで、根本にある喜怒哀楽といった感情というものは変わりません。年を重ねると多少のことでは「あー、はいはい」とこれまでの経験から感情は大きく揺らいだりはしません。もちろん、それまで経験したことがない事象へは心拍数が上がって非合理な行動をとることもあるでしょうが、それなりの場数を踏んでいると落ち着いて対処することもできます。他人から理不尽なことを言われてムカっとはするけれど、カッとして相手の胸倉を掴んで反論するといったことは少なくなります。いわゆる大人になっていくということであり、「こんなことで感情的になっても、決して良いことにはならない」と潜在的に判断できるようになっていくのです。

 

大人になっていくというと何だか寂しい気持ちはありますが、しかし安心して下さい。確かに分別はついていきますし、色々な知識も増えていきますが、基本的には変わらないと思ってください。

まず、上記の通り年齢を重ねても経験値が増えていっても、人間である以上、感情というものは自分の中に標準装備として存在します。これらがあるから生きていけますが、これら感情に振り回されてもしまいます。こればかりは何ともしようがありません。ずっとずっと付き合っていかなければならない仕様なのです。

そして、欲というものも失われることはありません。これも生きていくうえで食欲・睡眠欲といったものは不可欠です。性欲や承認欲だって、当然あってしかるべきものです。何かを追い求める欲という存在があるからこそ、私たちは生きていけるのであって、そして社会も発展していったのです。

 

さらに私たちがどうしても、剥がし取れないものがあります。

それは「見栄」です。そう、見栄っ張りなところです。

 

見栄というのは、大抵の場合は他人から見れば「ふーん」と言われてしまうことでも、自分自身が「おかしくないかな?」とか「よく見られたい」とか思ってしまうがゆえに生じてしまうものです。承認欲求の1つかは分かりませんが、とりあえず対外的な評価を気にしてのことであることは間違いありません。

 

年齢を重ねての見栄として「いい大人なんだし」とか「子供っぽいものは卒業する」といったものがあります。・・・しかし、これってどうなのでしょう? 子供のころはあんなに大人になれば自由になれると信じてきたのに、それが肉体も衰えてきているのに、ある程度は自分で判断できるのに、いざ年齢を重ねたときに今度は子供めいたことを自分自身で禁止するのです。

例えば、マクドナルドのハッピーセットを「大人が買うのが恥ずかしい」という人がおります。レジでハンバーガーを買おうとしたら「うわ、欲しい!!」と思ったものの、「ハッピーセットって子供が買うものだし・・・」などと悩んだあげく、普通のセットを買うのです。そして、子供が買うのを見て「いいなー、子供は」と、それこそいい大人が子供を羨むのです。たかだか、ハッピーセットを買えるというだけで・・・。

 

ハッピーセットに限らず、世の中には「いい大人だし」「子供っぽいから」「子供向けだから」などと理由をつけて諦める大人は少なくありません。もちろん、年齢制限や購入のルールがある場合は別ですが、売り手としては買ってもらえてナンボです。いくら子供がターゲットであっても、大人が買ってはいけないと定めているものは少ないものです。試しに何気ない顔をして「これって、大人も買えますか?」と聞いてみても良いでしょう。おそらく、店員さんだって「こいつ大人のくせして・・・」なんて思わないでしょう。店員さんだってお客さんの1人であり、買ってくれそうな人に「買えますよ」というだけです。それに、子供向けの商品を大人が買うという姿だって珍しくないので、それを下手に「どうしよう」と悩んでウロウロされるほうが迷惑というものです。

 

そもそも、「いい大人だし」と思って、そこから「子供向けだから買わない」と見栄を張ったところで、一体誰が得をするのでしょう。せいぜい、自宅に帰った自分が「やっぱり買えば良かったかも・・・」と後悔するだけです。反対に「いい大人だし」を気にしても気にしなくても子供向けの商品を買えば、お店側は売り上げになってハッピーです。別に在庫があれば後で別のお客(それこそ子供)が商品を買えたならば何の支障もありません。そもそも、よほど人気がない限りは自分ひとりが買わなくても在庫はいつかなくなります。「子供向けだから買わない」という見栄を発動したところで、社会の一角に何の影響も与えることはありません。

 

「いい大人だから」とか「子供向けだから買わない」という見栄が駄目、と言いたいわけではありません。見栄だって自然な人間のあり方の1つです。しかし、見栄を張ったところで誰も得なんてしないと気づけば、子供向け商品を買うか悩んでいる時間を、とっとと買って自宅で楽しむ時間に充てることができるのでは? というお話でした。

 

まあ、買うかどうか悩むのもまた、手に入れたときの喜びになりますが・・・。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。