アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

「具合が悪いけれど頑張ろう」という発想はもうやめる

アラフォー童貞のODです。

 

以前、とあるタレントさんが「40歳を過ぎたら人は運動するようになる」とおっしゃってましたが、これは運動が好きになるいうことではなく、健康を意識するような年齢になると自然とそうなるという話です。

 

このような自分の肉体を気にかける機会がないと、それまで習慣がない人にとっては運動をしようと気にはならないものです。しかし、このような人に限っていざ運動を始めてみると気分が爽快になったり、見た目に痩せたり筋肉がついたり、何だか以前よりも疲れにくくなったりとメリットが多いため、ハマる人は本当にハマっていきます。

以前、近所でランニングを始めたと思われる男性がおりまして、同じ時間帯に見かけるためランニングが続いているなーとぼんやり思っていたのですが、徐々にフォームも様になっていき、それとは別に格好や靴が本格的になっていくのを「ああ、ハマったのだな・・・」と心の中で応援しておりました。

 

運動は見た目や体力、やった後の爽快感もあって分かりやすい成果を得ることができ、それがモチベーションにつながります。もちろん、これは運動に限った話ではありません。読書や勉強、仕事だって成果や「やって良かった感」を得ることができると、ハマっていきます。もちろん、そこに行き着くには1回2回やっただけではなく、それなりに継続する必要はあります。

それでも一定期間を多少面倒でも続けていると、自分なりに面白さや成果が見いだせるようになります。周囲から「最近、(良い意味で)変わったね」と言われると嬉しくもなり、それもまたモチベーションにつながります。他人の言葉で傷つくこともありますが、他人から認められると自己満足ではない悦びが得られるのは確かです。

 

しかし、ハマってくるとありがちなのが、体調や怪我などがあるときでも無理をして頑張ろうとしてしまうことです。「少し具合が悪いけれど、いつも通りやろう」「動いていれば元気になるさ」と体に鞭を打ったり、自分に大丈夫と言い聞かせて肉体を動かそうとするのです。これは運動に限った話ではなく、勉強でも仕事でもやってしまいがちなことです。このように無理をしてしまうことにはいくつかあります

 

まずは「誤魔化している」ということです。言い方を変えれば「体調不良を認めたくない」ということです。これは体調不良だと思ってしまったら、そこからズルズルと熱が出たりダルくなったりする心配をしたり、色々とやることがあるのに強制的に休まなくてはいけないという不安から「これは体調不良でない、気のせいだ」と誤魔化そうとするのです。

また、類似の理由として「自分はまだまだ大丈夫」「この程度でダウンするような年じゃない」といった、年齢や体力はまだまだ問題ないと思い込んでいることもあります。いえ、問題ないと思い込みたいだけかもしれません。これは「若い者には負けてられない」という意識の裏返しとも言えます。

 

そして「休んでしまったら、これまでの頑張りが無駄になってしまう」という不安です。これは心理学というか、投資されている方々の言葉で言うところの『サンクコスト効果』に近いと思います。これは、手を引くべきタイミングや機会と分かっているけれど、それまで費やした時間、労力、お金といった投資が無駄になってしまうため、「いやいや、まだ慌てる時間じゃない」と言い聞かせてズルズルと先延ばしにして、場合によっては費やした分以上の損失を被る、というものです。

運動でも勉強でも、毎日続けてきたものを1日でも中断してしまうと、そこまで継続した努力が無駄になってしまうと思いがちです。それは体調不良で動けなくなったり、何かしらの理由で毎日やってきたことを離れていて、久しぶりに取り組んだときに「うわ~、思ったように体が動かない」とか「やっぱなまってんな」とか「やべー、久しぶりにやった項目を忘れている」という(誰でもある)経験から由来しているのでしょう。あるいは、継続こそが力という教えや自戒なども背景にあると思います。

 

しかし、物事を継続したくても、ハマっているから毎日でもやりたいと思っても、必ず中断せざるを得ない状況はあります。その分かりやすい例が体調不良なわけです。生きていれば、どんなに健康管理に気を遣っていても具合が悪くなったり怪我をしてしまうことはあります。スポーツ選手でも「怪我をしにくい体づくり」が普及しておりますが、怪我をするときはします。もちろん、怪我をしにくい体づくりをしている分、その回復は早いようですが、気を付けていてもプレー中に予想外の展開でぶつかったりするでしょうし、日常でも自転車乗ってて転んでしまうことだってあります。仕方ありません、それが生きるってことなのですから。

 

大切なことは、「具合が悪いけれど頑張ろう」とか「少し腕が痛いくらいだから、予定の筋トレメニューをこなそう」という発想をしないことです。特に私のようなアラフォー、これから40・50・60・・・と年を重ねていく方々は、自分の肉体を過信しなで下さい。自分は回復があると甘く見積もらないでください。ちゃんと肉体と向き合って「昨日のランニングで少し膝が痛いな・・・今日は10分だけウォーキングして終わろう」「今日はストレッチを長めに時間をとって、湯船にゆっくり浸かろう」という発想を優先することが求められます。

 

運動や勉強、仕事でも何でも、ハマれば面白いですし、どんなときでも続けたいと思うことがあるのは良いことです。しかし、それもコンディションが良いという前提があっての話です。少しでも心身が「あれ?」と思うことがあるならば、そこは予定していたメニューを減らしたり、思い切って休むという判断をすることも、今後ハマったものを長く楽しめるようにするためには大切なことだと思います。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。