アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

自分が本気だからって、他人にも強制してはいけない

アラフォー童貞のODです。

 

恋愛において、こちらがいくら相手のことを大好きであっても、相手は「そこまで好きではない」なんてことはあります。別に相手だってこちらが嫌いというわけではないけれど、恋人として付き合ったり、同棲したり、肉体関係になったりするほどの間柄になろうとまでは思いません。相手から好意を持たれているというのは悪い気はしないけれど、それと今以上の距離感や関係性が変わるのは話が異なります。こちらが相手に「大丈夫、付き合っても好きな気持ちは変わらないから」とか「キミが嫌がることはしないから」と言ったとしても、それは恋愛において発展する可能性はゼロに等しいでしょう。

 

このように、好きという感情を意中の人物に伝えたとしても、それで相手が「じゃあ、付き合おうか」とならないのが恋愛です。交渉にすらならないことが多い、と言っても過言ではないでしょう。そりゃあ、モノを買うように「これでは高いですか・・・このくらいまで値下げしたらいかがでしょう?」となって「よし、買った!!」といった感じになるのであれば、世の中はカップルだらけです。(まあ、それはそれで面白い世界ですが)

 

とまあ、交渉にすらならない状態だと、いくらこちらが「こんなに大好きなのに、どうして付き合ってくれないの?」とか「どうすれば恋人になれるの? 教えて!!」と言ったところで時間と労力の無駄です。かぐや姫のように、相手が無理難題を吹っかけてきて、それをクリアできればカップル成立ということもないでしょう。なぜならば、そもそも相手がそのような関係を望んでいないからです。そして「そのような関係を望んでいない」の関係と言っても、今は恋愛に興味がないとか、こちらとは今の関係のままでいたいとか、周囲の目を気にしているとか、色々な理由があると思います。それを押し切ってまで「こちらが大好きなのに、どうして応じてくれないの!?」というのは、もはや脅迫に近い感じがします。

 

さて、ここまでは私が勘違いしてきた痛々しい恋愛観であり、アラフォーで童貞だった要因とも言える過去の考えをまとめてみました。要は「こちらが大好きであれば、いつかは相手も振り向くはず」「相手が喜ぶであろうことをすれば、こちらを意識してくれるはず」「いつか好感度を上げるイベントがあるはず」という幼い考えをしてきたわけです。ゲーム脳というか漫画脳というかって感じです。

当然、今はそんなことを考えておりませんが、数年前までは本気で考えていたわけですからタチが悪いです。ここからの教訓としては「自分が本気だからといって、相手もそうなるとは限らない(むしろ可能性はゼロ)」「自分が本気だからといって、相手にもそれを強制してはいけない」ということでしょう。

 

これは恋愛に限った話ではありません。仕事でも趣味でも、他人が絡んでいることであれば何でも該当します。

例えば、今まで仕事で職人気質の営業一筋の上司がいて、まだ社会人になりたての新入社員に対して「営業とはな~」「お前のセールスはなっていない!!」とか言ったとしても、すぐに伝わりません。新入社員としては、まだまだ慣れない社会生活に四苦八苦しているのに、頑固一徹な上司の本気レベルの話をされても困るだけです。もちろん、一定のマナーを叩きこまれるのは必要ですが、「この会社に入ったということは、この仕事に本気ということだよな」と言わんばかりに、いきなり本気モードで仕事のあれこれを終えられても、例え貴重な話であっても溢れてしまいます。こうして自信をなくして辞めてしまったり、会社に来なくなる人が出てしまうのだと思います。

 

また、趣味などの楽しめることであっても、自分の本気度を他人に押し付けてしまうことがあります。スポーツでもオンラインゲームでも、チームで楽しむものは特に「レベルが高い人」「大好きな人」「初めての人」「人数合わせで参加した人」などが混在しているときがあります。ときにはお互いが初顔合わせだったり、たまたまの組み合わせで決まってしまうこともあります。

そのようなとき、習熟した知識・技術を有している人が初心者を引っ張ってくれたり、よく分からない人に慣れ親しんだ人が楽しみ方を教えてくれたりすれば、きっと後から参加した人たちも「これから時々やってみようかな」と思うようになります。しかし、自分の本気度を前面に出してしまうがために「初心者は来るな」とか「冷やかしなら帰りな」と言った態度をとられると、楽しいと聞いて期待してきたのに「何だか怖いな」「それなら分かっている人同士でやればいいじゃん」となってしまいます。人数合わせで参加した人であれば、「不愉快だった。もう誘わないで」と内輪の関係性も悪くなることだってあり得ます。

 

当人が本気だと言うのは、言動や態度、プレイスタイルや楽しみ方などを見れば周囲はすぐに分かります。しかし、それを共感できるかどうかは他人次第です。自分の気持ちが高まっているからといって、他人も高まるとは限りません。むしろ、他人も自分と同様の感情になることは稀だと思ったほうが良いです。また、楽しみ方も始めたきっかけも個人によりますし、仕事の価値観だって昇進を目指す人もいれば、ずっと平社員のまま最低限の給料さえもらえればいいという人もいます。それを咎めても意味はありませんし、その責任を負うのは周囲でなくて本人です。(まあ、ずっと平社員のままというのも、それなりに努力が必要な時代ですが・・・)

 

自分なりの見解を主張したくても、まずは「自分は自分、他人は他人」と思って、強制せずに自分の本気や熱意の10パーセントくらいに抑えて「おすすめ」程度に伝えみてはいかがでしょうか?

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。