アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

「おしゃべりが好き」と「会話が好き」は違う

アラフォー童貞のODです。

 

おしゃべりは好きでしょうか?

会話をするのは好きでしょうか?

 

おしゃべりも会話も一緒なのでは? と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、この2つは似ているようで全く異なります。

 

おしゃべりは、自分の話を一方的に話したとしても許されます。

それはお互いに知っている者同士であり、別にお互いの話が通じなくても良いという前提があるからです。

そのため、好感度や信頼といった他人の目を意識しないのであれば、自分の話ばかりして相手の話を聞かなくてもいいですし、相手が話をしている最中にスマホをいじっていたとしても問題ありません。

 

会話は、相手の話をちゃんと聞く必要があります。

それはお互いに知っている者でなくても話す場面もあり、お互いの話や認識が噛み合わなくなると誤解やトラブルが生じてしまう恐れがあります。

その後の会話の展開も良くも悪くも変わってしまうので、相手からの好感度や信頼度といった他人の目を意識する必要はあります。

相手が話している最中にスマホをいじったら相手は怒るでしょうし、信頼関係も破綻してしまうのは確実です。

 

”おしゃべり”は家族や友達、お隣さんといった気心の知れた「身内」が相手であり、”会話”は会社や初対面の相手、町内全体といった一定の気構えを要する「世間」を想定していると思ってください。

それぞれは相手も状況も違うので、口調、話すスピードやトーン、敬語の有無、話す内容、用語の選定なども異なります。

家族には敬語なんて使いませんし「買物行くなら、あれ買ってきて」と言えば通じるでしょうが、会社の上司に「外出するなら、あれ買ってきて」なんてタメ口を言えませんし、"あれ"で通じるはずもないでしょう。

 

このくらい、おしゃべりと会話には大きな差があるのですが・・・意外にこの2つを混同している人は少なくありません。

この手の人は、おしゃべりが好きなことを基準にして「自分はコミュニケーションスキルがある」とか「自分は他人と会話をすることが好きなんだ」と思ってしまうのです。

 

例えば、身内ばかり相手におしゃべりしている人が、トークスキルがあると勘違いして営業職についたときに、一方的に商品の話や自分が面白かった話題ばかりしまいます。

しかし、営業マンと対峙するお客さんは自分の困りごとを解消してくれるか、購入後も信頼性があるか営業マンや会社のあり方を吟味するため、話を全く聞かない営業マンの言葉には耳を傾けなくなります。

おしゃべりという身内を想定したトークでは、会話を求めている相手にとって意思疎通が成立しないのです。

 

一方、コミュニケーションが苦手という人のほうが営業成績を上げることがあります。

これは「自分は話し下手だから」と思っている人が、お客さんからの話を聞くうちに先方の持つ課題に気づき、お客さんが反応しやすい質問を重ねていくことで「じゃあ、ここまで話を聞いてくれたから、そちらの会社さんにお願いしようかな」とケースがあるからです。

ここで大切なことは「話さなくていい」「ただ聞いていればいい」というわけではなく、相手の話を聞くときに「この人は何が言いたいんだろう?」「何に困っているのだろう?」「何と言って欲しいんだろう?」と考えながら聞き、無闇な相槌をするのではなく適切な質問によって相手の話にブーストをかけている点です。

つまり、いかに自分の話をしようと考えるのではなく、相手に気持ちよく話してもらうかを考えているのです。

この点がズレたまま”おしゃべり”を続けてしまうと、お客さんだって飽き飽きしてしまい、次第に「今時間がないから、今度ね」とか「もう来なくていいよ」と言われてしまいます。

 

途中から営業という仕事の例えになってしまいましたが、日常で身内に対して話すような”おしゃべり”と、世間という対外的な意図などを意識するしながら聞く・話すを要する”会話”とでは、このくらい違いがあることをご理解いただければと思います。

もちろん、対外的な状況と言っても堅苦しいのが苦手という相手もおりますので、そのときはケースバイケースとしても、基本的には”おしゃべり”は身内相手のとき、”会話”は世間を相手にしているときと使い分けをする必要があります。

 

もし理解できないならば、逆の立場で考えてみてください。

コンビニの店員さんがいきなりため口で話かけてきたり、これから関係する見込みもない初対面の相手から自分が趣味のない話を一方的にされたりしたら・・・「何だこいつ」と思わないでしょうか?(まあ、この手の自分だけが楽しければ良いという人はどこにでもおりますが・・・)

 

というわけで、身内と楽しくおしゃべりに興じるのは良いですが、それを世間の人たちと会話をする場面にも持ち込むと痛い目に遭いますので、ちゃんとメリハリをつけて相手のお話にも耳を傾けて信頼関係を作りましょう、というお話でした。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。