アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

「若いうちは遊べ」と言われても・・・

アラフォー童貞のODです。

 

「若いうちは遊べ」などと、上司や親戚といった目上の立場の人たちから言われたことはないでしょうか?

私も社会人になってからは周囲から言われたものですが、そのときは「一体何をもって遊びなのだろう?」「この人たちにとっての遊びは何だろう?」と心の中で首をかしげていたものです。

仕事の帰りに上司と食事(という名の飲み会)に同行すると、居酒屋まではまだ分かるもののキャバクラとなると楽しみ方が分からないため「これが大人の遊びなのか?」と思ったものです。

取引先や親戚などから休日の過ごし方を尋ねられて、例えば映画や読書、時間をかけて料理を作っていたなどと言うと「そんな休日でいいの?」「もっと有意義に過ごしなさいよ」「彼女を作れよ」と指摘されたこともありました。

そのような指摘をする人たちの休日はと言うとドライブとか釣りなどであり、そのような過ごし方が彼らの言う「遊び」であるならば、自分の休日の過ごし方は彼らから見て「遊び」とは言えないのは何故か・・・などと疑問は深まるばかりでした。

もっと言えば、そのような指摘をする人に対して、日帰りで旅行したとか、少し遠出して行きたかったお店に足を運んだなど言うと、今度は「独り身はいいよね、好きな時間があって。こっちは家族サービスだよ」「まだ余裕がある証拠だな、仕事を頑張っていれば休日はグッタリ寝ているよ」などと言われる始末です。

 

・・・そこから20年近くが経って思うことは、結局のところ、ことあるごとに「遊び」を推奨してきた人たちは、若い人に自分の価値観を教えて共感して欲しかったり、疲れているときは自分の大変さを伝えたかっただけ、ということです。

このように書くと卑屈な感じがしますが、アラフォーという年齢となり、仕事で役職者として若いスタッフを指導をすることもある身になると、そのようなことを口にしたくなる気持ちは理解できます。

また、私にあれこれ「遊び」を説いてきた人たちをフォローするわけではありませんが、おそらく彼らが「遊べ」と言っていたのは「色々と経験しておきなさい」「体が動くのは今だけだから」などという意味であることも理解できます。

当時は表面的な付き合いや言葉のやり取りだけで受け止めていたので、キャバクラに行くのが遊びとか、休日はインドアよりアウトドアなほうが良いとか思ったものですが、様々なことに挑戦して欲しかったのでしょう。

 

しかし、「若いうちは遊べ」という周囲の助言に対して20年前の時点で思っていたことは、仕事をすること・会社という組織に所属する環境において、それはとても難しかったという本音と事実です。

 

若いうちは体力も時間もあり、そこから色々なことに挑戦できると思われがちですが、年齢問わず時間は誰しも平等です。

そんな全人類共通の条件下で、特に日本の会社は昔から始業時間も終業時間も曖昧でメリハリがついておりません。

若い人に遊びを推奨するならば、最低限として定時で帰る環境が望ましいのに、上司も残っているため帰るに帰れないうえ、実力に見合っているのかどうか分からない業務を担当していることもあり、時間だけが過ぎ去っていったことを覚えております。

また、20年前には携帯電話が普及しておりましたので、職場や顧客などから、何かあれば帰宅後だろうが休日でもお構いなしに電話やメールを平気でする人はおりました。

このような環境とデジタルツールという鎖につながれたような環境で「もっと遊べ」「若いうちは遊べ」など言われても、遊びに集中するなんてことはできませんでした。

 

・・・と、何だか愚痴っぽくなって申し訳ありませんが、私のような経験をされて、遊びという概念に疑問を抱かれた方はいるのではないでしょうか。

少なくとも私は役職ある立場になってから、若い人たちに仕事を通じて色々な経験ができるよう促すものの、プライベートに対して自分の価値観や「遊べ」などと言うことはしませんし、そもそも言いたい欲求もありません。

もちろん、何かしらで人生相談をされたら真摯に応じますが、若い人に限らず、多くの人はそれなりにプライベートを充実しているものですし、私に言われなくても勝手に色々と経験を積んでおります。

たまに身近な人がすごい経験をされたり、何気ない瞬間に意外な能力を発揮する人がいますが、それだって生活環境によって当人が普通と思っていることが、周囲から見れば驚嘆に値することがあり、誰か個人の促しによって培われたものではありません。

「若いうちは遊べ」などと言うのは、特に色々なことが個人でできる現代において、わざわざ助言するのは野暮というものです。

 

また、そのような各人が勝手に経験を積んでいる(遊んでいる)ところに、仕事だ何だのと理由をつけては電話やメール、LINEなどをもって意味不明なタイミングで連絡をしてくるのは邪魔をしているだけということでもあります。

本当に「若いうちは遊べ」と言うならば、ちゃんと定時で帰ることができる日を意図的に設けたうえで、「仕事関連で携帯電話が鳴ったらどうしよう・・・」という不安を仕事の時間以外で抱かないような職場づくりを、先達者がするべきです。

 

上記のような環境が常態化しているのが日本ですが、幸いにも現代は多様な考え方が受け入れられ、かつ働き方も日本では変わってきております。

若い人たちに挑戦を促す仕組みは会っても良いでしょうが、あまり過度に「若いうちは遊べ」という助言は控えたほうが良いと思います。

大丈夫です、若い人たちもそうでない人たちも、勝手に生きて人知れずに経験を積んでいくのですから、あとは邪魔しないようにすればいいだけの話です。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。