アラフォー童貞は〇〇と考える

アラフォー童貞が仕事、時間、性など考えたことをまとめています。

何のために「効率化」を図ろうとするのか?

アラフォー童貞のODです。

 

仕事だけでなく、私生活においても効率化を図ろうとする人は少なくありません。

まずはスケジュール帳やToDoリストに予定を書き込み、なるべく無駄なく動いて多くのタスクをこなせるように予定を組みます。

私もスケジュールがたくさん埋まっていること、それらを1つでも多く完遂することで充実できるし周囲からも評価されると考えていたため、徹底的な効率化を目指しておりました。

しかし、とある時期から「こんなにも効率化している自分は、一体何を期待しているだろう?」と思うようになりました。

 

効率化することで、上記のように多くのタスクをこなして自分の充実感や周囲からの評価を得ることであり、かつ時間に余裕ができたら新しいタスクを加えることができる。

そして新しいタスクも完遂することにより、さらに充実感や評価を得ることができる・・・と信じておりましたが、そんな毎日を続けていたら疲れてしまいました。

 

それはよく考えれば当たり前のことでした。

タスクをこなすことで自分にも他人にもメリットを与えることはできるものの、タスクを詰め込めば詰め込むほど自分の肉体に負担をかけるものです。

1日は24時間であり、かつ自分の肉体は1つという誰もが同じ条件において、いくら自分が10個のタスクを消化したくても、誰がやっても5~6個が限界であればそこで諦めるしかありません。

それなのに、「効率化すれば、あと1~2個くらいはこなせるかもしれない」などと考えてスケジュール表とにらめっこしたり、残業という手段によって使える時間を確保した気になって、自分の心身のことは考えない日々を送っておりました。

 

そのような日々によって得られたのは、充実感ではなく疲労感だけです。

仮にその日10個のタスクをこなせて満足できたとして、次の日も同じような気持ちでスケジュールをこなそうとしても、「また昨日のような頑張り方をしなきゃいけないのか」「何だかしんどいな」と思うようになってしまいます。

運動だって毎日同じモチベーションでこなせるわけではなく、あるとき絶好調だったのでいつもよりキツいトレーニングを終えたときは充実できても、その翌日には疲労が出て前日と同じレベルのトレーニングができないものです。

それなのに、できた日を基準にして「もっとうまいやり方があるはず」とか「世の中には自分よりも効率的にタスクをこなしている人がいる」と自分に鞭を打ってしまうがゆえに、そこに待っていたのは心身の故障でした。

 

また、他人からの評価も期待しておりましたが、結局は他人もまた自分自身のことで精一杯であり、頑張っている人がいても評価するほど見ないのが現実です。

しかし逆に言えば、効率化により多くのタスクをこなして充実感を得ているとき、周囲の人たちの評価を気にするものの、その周囲の人たちが頑張っている姿や成果などに目を向けているでしょうか? ・・・少なくとも私は自分のことで精一杯で、周囲がどのような姿勢で仕事や日常を送っているのかまで見てはいませんでした。

となると、周囲に対して「効率化して誰よりも頑張っている自分を見て!」なんて言うのはどうでしょう? ・・・何だか子供じみていて、恥ずかしくないでしょうか。

承認欲求は誰もが持っている感情ですが、そのために誰よりも多くのタスクをこなしたところで承認されないのであれば、いつまで経っても疲労感が蓄積されるだけで、認められないまま悶々とした日々を過ごし、そして壊れる・・・という結果になります。

 

・・・と、改めて「こんなにも効率化している自分は、一体何を期待しているだろう?」と問いかけたとき、それは決して自分を痛めつけたり、他人から得られる見込みのない評価を追いかけるためではない、ということに気づきました。

 

このように書いているものの、現在でも仕事などで多くの数のタスクをこなそうとする思考は治りません。

しかし、効率化を図ることは続けているものの「なぜ効率化するのか」の定義は変わりつつありますし、空いた時間に無理に新たなタスクを入れないことに”慣れる”という改善も自分なりにしております。(このあたりは別な記事でまとめたいと思いますので、本記事では割愛します)

 

効率化という言葉は魅力的です。

自分の生き方を自分の意思でコントロールできている充足感も得られます。

しかし、それ自体を目的にしたり、承認欲求を満たすためのツールにし過ぎてしまうと自分の人生を無為にしかねません。

 

もしも日常で効率化を徹底的にしているのに何故か満たされないならば、少し立ち止まって「自分は何故ここまで効率化しようとしているのだろう?」と改めて振り返ってみてください。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。